1.《ネタバレ》 特に奇抜なイベントが起こる訳でもなく
登場人物に危機が起こる訳でもなく
邪魔したり悪役的な登場人物がいない上
下手すると凄いつまらない出来になりそうなキャンプという題材を
ここまで面白く描写出来たというのは
ロケーションにしても、
キャンプ飯にしても、
キャンプに対する魅力の描き方が異常に上手かったと思います。
ゆるい雰囲気な割に、
やってることは結構ガチなキャンプで(冬山キャンプとかなかなかレベル高い)
それでいてテクニカルなヒントも分かりやすいナレーション(大塚さんがまた良い)がある為
現実との乖離が少ない感じがしました。
とにかく癒やし要素の高い作品ですが
登場人物の性格ないし描き方がその一因だと思います。
みんなそれぞれ魅力があり、キャラ分けもできていました。
さらにキャンプの費用を自分でバイトするなりして稼いでいるのがまた良い
ってことで9点