1. 荒ぶる季節の乙女どもよ。
《ネタバレ》 文系少女らの瑞々しくも歪曲した青春群像が面白かったが、最終回が寸劇風ってのはどうも腑に落ちないというか。 私的にはひと葉の鬱積崩壊シーンが変態的で可愛らしい。 [DVD(日本アニメ)] 7点(2020-04-06 00:45:05) |
2. アニマエール!
《ネタバレ》 徹頭徹尾「きらら枠・動画工房」という域を順守して脱しない、可もなく不可もなしアニメ。 随所に百合百合しい面倒臭さも有るが、主人公のこはね、終盤に登場した根古屋姉妹、OPなんかが超可愛かったので不問とす。 [DVD(日本アニメ)] 6点(2019-04-20 03:17:25) |
3. あそびあそばせ
《ネタバレ》 木野日菜、長江里香、小原好美。この三声優の今後のご活躍への期待と、彼女らの声帯を慮って、この点数。 そして、アタリハズレが超激しい岸誠二作品ですが、今作品は「吉凶定まらず」といった感じですか。否、吉であり凶でもあったような… [DVD(日本アニメ)] 7点(2019-03-09 05:22:37) |
4. あまんちゅ!~あどばんす~
《ネタバレ》 一期と比べると、ファンタジー色が色濃い二期。サブ監督がカサヰケンイチから佐山聖子に変わったせい?しかし、これも「あまんちゅ!」の世界観なんだよなあ。 今期も随所にキラキラしていて、目に優しいんだか厳しいんだかわからなくなるクオリティでした。 しかし姉ちゃん先輩の「はいてませんよ」エピソードがなかったのは残念。残念過ぎて胃痛。 [DVD(日本アニメ)] 7点(2018-09-01 02:35:28) |
5. あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
《ネタバレ》 長井龍雪(監督)×岡田磨里(脚本)×田中将賀(キャラデ)が織り成す、甘酸っぱさとアザトサが綯い交ぜになった佳作。 長井の甘酸っぱさと、岡田の苦みを含んだ生々しさ、田中のアニメ然としたキャラクターという三者のバランスがめちゃくちゃマッチしていたと思う…のですが、この三者で制作した「とらドラ!」のインパクトが抜け切れていなかった当時の私としては、ちょっとアザトサが過分だったように思える。 しかし、キャラクター群の内面模様が非常にバランスよく、青臭さはあれど決して不快感は伴わない青春劇だったと思います。個人的には、主人公はさておきポッポとアナルがひたすら愛おしい。(字ヅラにすると、ほんとに変態だ) …蛇足ですが、あの花ファンに「あの花が面白いならとらドラ!観ろさ!」と、誰彼問わずに推してはいるんですが、結構見向きもされない事が多い。なんでだ。観るべき。(圧力) [DVD(日本アニメ)] 8点(2018-05-18 04:51:41) |
6. あまんちゅ!
《ネタバレ》 天野こずえ原作と佐藤順一監督との相性の良さは、前作「ARIA」で実証済み。音楽は「快適さと多弁さを融合させたインストゥルメンタル・サウンド」で定評のある、ゴンチチ。 この方程式から導き出される回答は「ただひたすら心地よく人懐っこい」アニメであり、短い(故にか)ながらも、完成度高い。他の追随を許さない人懐っこさ故に(真の陰キャ勢には)敬遠されることもあるが、ここはご愛嬌だろう。 ファーストシーズンということで、原作の中でも「スキューバやろうぜ?わくわくキラキラすんぜ?」的なパートをアニメに興した感じ。「ARIA」と比べるとファンタジー色は薄く、学園生活や部活のキラキラが色濃く描かれている。 鑑賞中は気恥ずかしさと羨望が胸中からダダ溢れ、思わず「恥ずかしいこと言うの禁止だコノヤロウ」と照れることこの上ないの私なのだが、決して嫌な気分にはならない。 ぴかりの真っ直ぐな爛漫さや、てこの振り絞るような賢明さ(と、デコ広と眉の薄さ)を、ひたすら愛でていたくなるアニメである。 砂浜に立つてこの足元を波が這うオープニングは、テレビアニメ史上例を見ない美しさ。ゆえに、オープニングが飛ばせない私だ。 [DVD(日本アニメ)] 7点(2018-04-06 06:09:26)(良:1票) |