1. ハイスコアガール
《ネタバレ》 アーケードゲームや家庭用ゲームに対する愛だけで乗り切ってる感があるアニメ版「ハイスコアガール」です。 カプコンやらSNKやらセガやら他各社やらの協賛・協力も凄まじいが、それらの薫陶を以て描かれるハルオと大野さんのやり取りが秀逸でこそばゆい。 ハルオ母役の新井里美、じいや役のチョーなどの脇の固め方や、やくしまるえつこのキュートすぎるEDもグッド。 ハルオ(作者)は1979年生まれか…ちょっと世代はズレてる1972年生まれの私でしたが、ファイナルファイトの鬼畜なゲーム性や、スト2の対戦格闘機の登場、ピストル大名のコアな世界観など、共感できるところが多くて嬉しい。 ちなみに私はFC→SFC→セガサターン→PS→PS2→PS3→ドリキャス→PS(買い直し)と、遊んでました。(機種順おかしい) [DVD(日本アニメ)] 8点(2019-04-20 03:05:30) |
2. ハッピーシュガーライフ
《ネタバレ》 登場人物が全員クズか頭おかしい人という、望みも救いもないサイコホラーアニメ。 「アニメや漫画でホラーやミステリを観ない・読まない」と課してきた私にとって、鬼門でしかない全12話でした。 とはいえ、演出やら描写は凝っていて、そこそこに鑑賞できました。 原作順守なのかはしらんが、ハッピーエンドではなかったか…後味悪い。 [DVD(日本アニメ)] 5点(2019-01-16 02:32:54) |
3. はたらく魔王さま!
《ネタバレ》 勇者との戦いに敗れ、異世界へと敗走する魔王と部下が、異世界先である東京・笹塚で細々と復活を目論む青春貧乏コメディ。 ハンバーガー屋でシフトリーダーにまで成り上がった魔王と、テレアポセンターで働きながら監視する勇者のヤリトリがイチイチ可笑しい。 関東に馴染みのない関西人の私からすれば「笹塚ってどんな町なんやろか」と、うっかり聖地巡礼しそうになりました。 勇者エミリア役の日笠陽子の演技が、とんでもないレベルで秀逸。時折挿入される、人を舐めた感じの音楽がとても好き。 [DVD(日本アニメ)] 8点(2018-05-29 03:28:25) |
4. 灰羽連盟
《ネタバレ》 高い壁に囲まれたとある街・グリに暮らす、灰色の羽を持つ「灰羽」たちの物語。 物語は穏やかで柔和なのですが、街の成り立ちや宗教観、世界観はそこはかとした謎に満ちており、その殆どは説明されないまま終始していく。その展開が他に類を見ない感覚で、秀逸。日曜日の深夜にひっそりと鑑賞するのを、オススメしたい。 世界観、音楽、美術の素晴らしさは勿論のこと、柔らかくもあり、くすんだ優しい空気感を味わえる、稀有なアニメ。 [DVD(日本アニメ)] 10点(2017-12-28 01:56:12) |
5. 化物語
《ネタバレ》 西尾維新の言葉遊びと、新房昭之の実験的な美術演出、VOFAN(と渡辺明夫)のキャラクターが、これ以上なくマッチしたアニメ。 八九寺真宵との格闘シーン、神原駿河との格闘シーン、千石撫子の憑き物落し、ブラック羽川と忍野忍との格闘シーンなど、観ドコロ満載アニメでしたが、テレビ版の最終回(ひたぎとのデート)はロマンティックすぎて身悶えました。 [DVD(日本アニメ)] 9点(2017-12-18 03:52:19)(良:1票) |
6. ばらかもん
《ネタバレ》 書道アニメと聞いて「俺得やん!」と思いました。五島列島が舞台と聞いて「聖地巡礼メンドくさいやん!」と思いました。なるが可愛すぎて「2014年、幼女キャラ大豊作やん!」って思っちゃいました。 鑑賞後、長崎訛りが心地よすぎて思わず翌年に長崎旅行(佐世保)に行っちゃいました。佐世保バーガー美味しゅうございました。来年こそは、五島列島に伺おうかと思います。美味しいあごダシうどんが食べたいなぁ、と思います。それ位にハマりました。良作。 [DVD(日本アニメ)] 8点(2017-12-18 03:39:09)(良:1票) |