1. ピアノの森
1期は面白かったのになぁ。 どうも監督が変わってしまったせいで、この2期は同じ作品とは思えないほどのつまらなさだった。 とにかく、動いてる絵が少ないのね。 演奏するシーンで1期にはあったモーションキャプチャが撤廃され、静止画に適当なエフェクトを付けて流すだけという酷さ。紙芝居とも揶揄されていましたね。 あと、1期に比べるとほとんどコンクールでの演奏のシーンばかりなので、キャラクター同士の人間ドラマとか期待すると物足りない。 それから、これは仕方のないことだが、クラシックなどの音楽に詳しくない自分にとっては誰の演奏も素晴らしく聴こえるので、誰が巧いとか下手とかよくわからない。笑 [地上波(日本アニメ)] 3点(2019-05-09 09:33:28) |
2. ひそねとまそたん
面白くなくもないんだけど、それほど続きが気になる訳でもない、でもなんとなく最後まで観てしまった。そんなアニメ。 最終的にかなりスケールの大きな物語だった訳だが、キャラクターが皆真剣味がないというか、ちょっとゆるい感じなので、そんなに緊迫感溢れるドラマとか期待しちゃうとイマイチかもしれない。 ヘンテコなドラゴンとそれに乗るパイロット達の摩訶不思議な日常を楽しむアニメなんだなと解釈した。 [インターネット(日本アニメ)] 6点(2018-07-09 22:50:33) |
3. ヒナまつり
突然、シェルターみたいなのに入って顔だけ出した人が現れる衝撃的な第1話。 ヤクザもの?はたまたSF? 一体何ジャンルのアニメなのか疑心暗鬼のまま観始めたが、段々とギャグアニメである事がわかってきた。 中学生の女の子がバーテンをしていたり、ホームレスだったりというぶっ飛んだ設定も面白いし、せっかく超能力という特技があるのにそれを活かさず、常にダラダラと過ごしているヒナの怠惰っぷりがまた面白い。 すごく2期に続きそうな気配で終わるので、これは絶対2期があるはず。あったらまた観たい。 [インターネット(日本アニメ)] 7点(2018-07-05 13:05:49)(良:1票) |
4. ピアノの森
音楽系のアニメってハズレが少ないですね。 やっぱり一つの大きな柱(コンクールとか発表会とか)があって、そこへ向かって突き進んでいくという展開なのでわかりやすいし、このアニメでは少年の頃から主人公を見守って行く事になるので、どうしたって感情移入してしまうし、その成長を見て感動する事になる。 主人公のカイくんは幼い頃森で育ち、誰も弾けない森のピアノを唯一弾く事が出来た。それを見た天才ピアニストの雨宮が衝撃を受け、やがてそのピアノの持ち主である先生と引き合わせる事になる。 そういう様々な人物との出会いが丁寧に描かれているし、キャラクターそれぞれの音楽観というかピアノに対する向き合い方も様々で興味深かった。 もう既に2期が決まっているそうなので今から楽しみに待ちたい。 [地上波(日本アニメ)] 9点(2018-07-05 12:48:58) |
5. 響け!ユーフォニアム2
よりスケール感が増し、登場人物達の人間ドラマもより深みを増していた。 全体的に2年生3年生がメインになっていた。 鎧塚先輩と希先輩の確執に始まり、あすか先輩が辞める辞めないの大騒動。 そういった問題が常に巻き起こっていた為、なかなか練習に集中できない日々。 そんな全ての人間関係トラブルに首を突っ込み、時に傍観し、時に真っ向から勝負を挑む探偵久美子が大車輪の活躍をしていた。 周りの皆に気を遣い、先輩の顔を立てながら解決していく様は主人公だからなせる業だろう。 また、麗奈が先生に告白したり、久美子自身も秀一といい感じになったり、それぞれが青春していて良かった。 コンクールの演奏シーンも最高だった。 [インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-04-22 17:03:13) |
6. 響け!ユーフォニアム
同じ京アニの「けいおん」と同ジャンルだが、徹底して差別化を図っているな〜と感じた。まあ、軽音と吹奏楽じゃそもそも全然違うわけだが。 オーディションを勝ち抜いた者だけがコンクールに出られる厳しい世界。そこには先輩も後輩も関係ない。実力が全ての世界だ。彼女達は日々練習に励み、放課後をティータイムだけでまったり過ごすなどという事はあり得ない。 そんな吹奏楽に全力で挑む彼女達の姿は眩しく、皆を束ねる先生の魅力も相まって凄く引き込まれた。 時に相手を妬んだり、挫折して辞めて行ったりする人が居たり、「けいおん」とは対極な負の部分も描かれていてリアリティを感じた。ちゃんと男女の恋愛が描かれているという点でも単なる萌えアニメからの脱却に成功している。 [インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-04-18 16:51:26) |
7. ピンポン THE ANIMATION
実写映画版が好きだったのと最近気になっている監督、湯浅氏の作品という事で休日を利用して一気観しました。 スピーディーなカット割とテンポの良い展開のおかげで、最初から最後まで、全然ダレる事なく観られたので良かった。 また、独特なタッチの絵柄もとてもいい。 漫画みたいな細かい分割画面が独特! 卓球台とか、壁とか、線が曲がっているようないい加減さに最初は戸惑ったが、段々とそれがいい味に思えて来て、気が付けばハマっていた。 登場人物達は皆悩みを抱えていて、それぞれが人間臭さに溢れている。彼らの心理描写が非常に丁寧に描かれている為、脇役に至るまでそれぞれの人物の立場が理解しやすく、感情移入できた。 才能がある者とない者。努力した者としない者。勝った者負けた者。 勝負の世界の残酷さをきっちり描きつつも、決して敗れたものを突き放したりせず卓球を諦めた者にもちゃんと救済の道を示している所が、湯浅監督らしい優しい視点だなぁと感じた。 [インターネット(日本アニメ)] 9点(2018-01-25 16:43:11)(良:1票) |