1. <ネタバレ>徹底的に「色使い」にこだわった青春SF(魔法?)アニメの佳作 .. >(続きを読む)
1. <ネタバレ>徹底的に「色使い」にこだわった青春SF(魔法?)アニメの佳作。実にPAワークスらしいキラキラ感と切なさが相まって、ラストのストンと腑に落ちる感じは得難いものでした。
エンディングテーマ「未明の君と薄明の魔法」で私の胸をひたすらキュンキュンさせた、やなぎなぎの起用はスゴイ。
2. 一つの作品とした時に
ちゃんと全体を考えた上での
脚本で .. >(続きを読む)[良:1票]
2. 一つの作品とした時に
ちゃんと全体を考えた上での
脚本である為、
疑問がきちんと説明がつくようになっている事について
関心しました。
ただ、個人的には眼鏡ちゃんコンビの話とか
掘り下げてほしい話がいくつかあったので
そのあたりが不満点もあり
8点ぐらいな感じではあるんですが
色彩表現含めた美術パートが
非常に素晴らしかったです。
背景が非常に美しいジブリ映画でも
感じなかった、画に目を奪われるという感覚を
この作品では感じました。
動き部分の作画を特にすきな自分ですが
こっちに振り切っている作品も良いと思いました。
そして、作品の雰囲気になった主題歌がまた良かったです。
ちなみに、瞳美ちゃん、おとなしいキャラなのに
スカートの丈攻めすぎている感が。
ま、美術部分が加点して9点で。
この作品こそブルーレイで見てみたいです。[良:1票]
3. <ネタバレ>タイムスリップものが好きだ。
「バック・トゥ・ザ・フューチ .. >(続きを読む)[良:1票]
3. <ネタバレ>タイムスリップものが好きだ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「時をかける少女」「アバウトタイム」「サマー・タイムマシン・ブルース」
タイムスリップものの醍醐味と言えばやはり過去や未来へ自由に行けるというロマン溢れる物語、そして過去を変えた事で未来が変わってしまうというような展開から、どのような選択肢を取るかというようなパズル的楽しさも醍醐味であるだろう。
しかし、このアニメはそんな普通のタイムスリップものとは違い、魔法があるという世界が前提ゆえにタイムスリップする事自体はそんなに不思議ではなく、過去を変えたりとか気にしたりという事もなく、普通に学園生活を送る主人公の物語となっている。敢えてタイムスリップものの醍醐味を捨て去る事で、より青春ラブストーリーものとしての色合いが濃くなっている。
また、魔法があるとは言ってもそれ以外は普通の現実的世界なので、ファンタジー要素はそんなに少な目に感じる。
結局何が言いたいかというと、タイムスリップは単なる導入というか手段のひとつであり、重要なのは主人公が変わる事。“しあわせになる“という事が大きな目的なのである。そう考えるとこんなにも優しい物語だったのかと後で気付かされる事になる。
今期アニメは豊作だったが、これもまた秀作であった。タイトルにもあるが、色づかいの表現方法が花火だったり絵だったり、とても芸術性が高くて作画もほんとに丁寧で(特に光の表現が素晴らしい)、見ているだけで引き込まれてしまうようなそんな魅力のあるアニメだった。[良:1票]