1. 実写映画版が好きだったのと最近気になっている監督、湯浅氏の作 .. >(続きを読む)[良:1票]
1. 実写映画版が好きだったのと最近気になっている監督、湯浅氏の作品という事で休日を利用して一気観しました。
スピーディーなカット割とテンポの良い展開のおかげで、最初から最後まで、全然ダレる事なく観られたので良かった。
また、独特なタッチの絵柄もとてもいい。
漫画みたいな細かい分割画面が独特!
卓球台とか、壁とか、線が曲がっているようないい加減さに最初は戸惑ったが、段々とそれがいい味に思えて来て、気が付けばハマっていた。
登場人物達は皆悩みを抱えていて、それぞれが人間臭さに溢れている。彼らの心理描写が非常に丁寧に描かれている為、脇役に至るまでそれぞれの人物の立場が理解しやすく、感情移入できた。
才能がある者とない者。努力した者としない者。勝った者負けた者。
勝負の世界の残酷さをきっちり描きつつも、決して敗れたものを突き放したりせず卓球を諦めた者にもちゃんと救済の道を示している所が、湯浅監督らしい優しい視点だなぁと感じた。[良:1票]
2. <ネタバレ>あのクセの強い松本大洋の絵と描写(そして行間)が、湯浅演出に .. >(続きを読む)[良:1票]
2. <ネタバレ>あのクセの強い松本大洋の絵と描写(そして行間)が、湯浅演出によって恐ろしい領域にまで達した稀有なテレビアニメ。一分の隙もない名作。
本筋やメインキャラクターの魅力は勿論の事、個人的にはオリジナルキャラの風間百合枝、江上の放浪エピソード、アクマの道場破りシーンなんかがイチイチ気が利いていてえらくお気に入りなのだが、チャイナがチームメイトとの距離を詰め、母来日→クリスマスパーティー→カラオケと流れる展開は、神憑り的。[良:1票]
3. <ネタバレ>カット割りから作画の雰囲気まで、ほぼ原作です。
とはいえ、 .. >(続きを読む)[良:1票]
3. <ネタバレ>カット割りから作画の雰囲気まで、ほぼ原作です。
とはいえ、原作読んだのがだいぶ前で結構記憶が喪失していたので
新鮮な気持ちで鑑賞できました。
原作に寄せてるので、作画の雰囲気はかなりクセがありますが
それもすぐ気にならなくなりました。
各キャラクターがより掘り下げられており
チャイナにしても、ドラゴンにしても
みんな救いのある描き方が非常に良く
特にチャイナに関する描画が素晴らしいです。
最終話でチャイナが帰化して、名前が辻堂になっている情報も
新聞面の一面だけで伝える演出も良いです
ペコが怪我を押して戦う理由を語るシーンとか、まじで泣きそうになりました。
特徴的なオープニングが最終話にしてしっかり意味を持たせる当たり
憎い演出が多いです。
ちなみに声優面で、野沢さんはすぐ分かりましたが
アクマの声が新ジャイアンの声は結構びっくりしました。
芸達者だなぁ。
終わりよければすべて良し系に甘い自分ですが
この作品もそんな感じで10点です[良:1票]