<ネタバレ>二人で古本市へ行くという展開がひたすら良い。
そこでア .. >(続きを読む)
<ネタバレ>二人で古本市へ行くという展開がひたすら良い。
そこでアキラが買った本の中にしおりが挟まっていて、それはもはや本の一部なんだ、これも古本の醍醐味だよと語る店長の古本への愛情が伝わってきたし、そのしおりに描かれた燕を巡って想像力を膨らませる二人の姿がとても良かった。
小説家を目指して執筆に明け暮れていたという店長の過去も描かれていたが、そのせいで妻とも別れ、今では友達が小説家になってテレビに出ているのを見て、思いに耽る店長はちょっと寂しそうだった。でもそこがとても人間味に溢れていて共感できる所でもある。