1.このころの永井氏は一番のっている時期なのかと思う。(なんで、後年どんどん絵が下手になってきているのか・・・??年齢により絵が枯れるというが、それ以上の気がします・・・)
かつ、きっと、この作品はこの時期におけるSF物の自身の総決算を目指したのかな・・・?と個人的には思い、スサノオウやヤマタノオロチなど日本の神話的古典をモチーフに取りながら、超能力や未来へ進むその話の展開など、中盤まではとても引き込まれ読ませてもらった。作者自身自分の手に負えなくなるレベルまで話を膨らまししこで、未完で終えよう・・・と、初めから画策していたそうで、結局知りきれトンボな感は免れず、個人的にはそこで、-1点・・・ですね!