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ハチワンダイバー

連載開始2006年
コミック数13冊
連載中
平均点:7.62 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
[ハチワンダイバー]
新規登録(2008-04-18)【no one】さん
タイトル情報更新(2009-12-19)【みんな嫌い】さん


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作者柴田ヨクサル
掲載誌週刊ヤングジャンプ
出版社集英社
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2.《ネタバレ》 ニューヨークの摩天楼直下、薄氷一枚隔ててある不条理というどす黒い沼。あれは多くの現代日本人の心象風景ではないでしょうか?。少しも奇をてらったものではないでしょう。あれを幼稚とも言える絵で見せられた時、あまりに素直に納得してしまい、この作品にただならぬ切迫感が漂う理由が判ったような気がしました。私は、本作がヒットして、評論家などにも持ち上げられるのは、シュールとも言える勢いだけの超おおげさなバカ表現がウケているからというより、読者の心に静かな不安が鋭く突き刺さってくるからだと思います。私のような素人からすれば、将棋という頭脳ゲームの実力だけで全てが決まるプロ将棋の世界は徹底的にピュアで残酷に見えます。その手前で脱落してもなお将棋から離れられない主人公のもがき、あがく姿は痛々しいとさえ思います。本作の奥底には、あそこまで突き抜けてバカな表現でないと精神が保てないくらいの不安が潜んでいるのではないでしょうか?。尋常ではない勢いで突っ走ってるので、物語が破綻しないか?という不安も感じられ、作品自体危うい感じがします。好感がもてるのは、将棋の面白さを必死に伝えようとする作者の熱意です。これほど「アイラブ将棋」なマンガが他にあるんでしょうか?。作者はなんと飛車落ちの渡辺竜王(棋界最高位)に勝つくらいの腕前です。その点でもこれは普通の将棋マンガではありません(監修の鈴木八段は現役一流棋士です)。まさに本格的なのです。そうした奥深さが滲み出て、将棋知らない人も将棋の中身になにやら迫力を感じるんじゃないでしょうか?(私はネットの倶楽部24で2~3段の中途半端で未熟な腕でして・・・それでも、盤面がリアルな本格的対局であることくらいは判ります。最近全然指してないし定跡勉強してないんですけど)。これ読むと将棋指したくなります。そこが一番素晴らしい。
しったか偽善者さん 9点 [全巻 未読](2009-05-12 21:07:56)
1.「月下の棋士」を何度読んでも「将棋」の面白さはイマイチわからなく、「しおんの王」みたいにポップな絵柄ではどうか?と思い読んでみたものの、やっぱりイマイチわからない。いわゆる「将棋漫画」は水が合わないのだ、と思っていた。が、しかし。「ハチワンダイバー」は、面白かった。「受け」「中飛車」「雁木」などの将棋用語にはついていけない感があるものの、ヨクサル氏の独特な勢いとセンスや、馬鹿馬鹿しいくらいに説得力溢れるセリフに圧倒。あの手この手で登場するデタラメ感あふれる真剣師たちのキャラクター群も秀逸。これまでブレイクしそうでしなかったカリスマ・柴田ヨクサル。今後の活躍も期待大です。
aksweetさん 9点 [全巻 未読](2008-04-20 14:42:35)
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【点数情報】

点数分布 [全巻未読] [全巻読破]
Review人数 8人
平均点数 7.62点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6112.50%
7337.50%
8225.00%
9225.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 タイトルマッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 8.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 感泣評価 5.33点 Review3人
5 爆笑評価 6.33点 Review3人
6 作画力評価 6.33点 Review3人

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