1.《ネタバレ》 「がんばれ元気」「六三四の剣」「俺たちのフィールド」「ヘヴィ」等々。少年サンデーの漫画って、連載中に主人公の父親が死ぬスポーツ漫画が多い。名作になる確率も、高い。そういうジンクスでもあるんでしょうか。
「MAJOR」を読んでいて吾郎の父親が死んだときも「またか!」と思った。私だけか?
まぁ、リトルリーグ編までは面白かった。しかし中学編でちょっと失速。海堂学園の入学試験・合宿あたりで破綻寸前。現在のアメリカ編はそこそこ持ち直してはいるものの、全体的に見てみれば迷走気味。絵も演出も上手いのに、展開のバランスの危うさが気になってしょうがない。
主人公が成長してどんどんスペックの幅がでかくなっていくのはイイが、精神的に大人になっていく、という所はオザナリ。
面白くないわけではないが、前作の男子バレー漫画の佳作「健太やります!」に比べるとチョッと物足りない。