1.石ノ森氏による一連の特撮ヒーロー物の原作にあたります。
石ノ森氏のこの作品以前のSFや冒険活劇もは、少年によるグループによる活躍と、超能力ものが代表的とも言えるが、その代表的作品『少年同盟』と『ミュータント・サブ』を融合し、それらの集大成的位置づけで執筆した作品かな???と思う。
エンディングこそ、石ノ森独特の骨肉の争い・・・となるのだが、そこに行きつくまでは、石ノ森氏のヒーロー作品にみられるダークさや暗さ、悲しさ・・・・はあまり見受けられず、カラッとした作風である。その分私自身はこの作品には重厚さをあまり感じず、ちょっと低めの評価・・・となりました。
余談ですが、この時期『石森章太郎』の著作名で少年サンデーには、この作品と『人造人間キカイダー』を同時連載していました・・・
同一週刊誌で一作家が2作品同時連載・・・ってのは、あまり無い例ですね・・・!