2.歴史そのまま元ネタにしたコロンブスの卵。普通に歴史好きが楽しんで描いているという感じがイイです。作者氏は米国在住だそうですが、そのせいか近代史をネタにしながらも日本のメディア・教育界が喧伝する「枢軸は悪、連合は正義、A級戦犯がうんたらかんたら」等…に全く無縁な所が新鮮でした。(・・考えて見れば、その価値観を創出して押付けたのは米国の筈なのに、変な状況。) ただ書籍化に当たっては韓国ネタがほとんど収録されてないのは残念。ネット上では欧米の漫画ファンをも巻き込んで相当な盛り上がりようだったと聞きますが。やっぱり日本の出版界はまだまだダメですね…。