5.《ネタバレ》 初期の【戴冠式編】と【Dブロック編】はカリオストロの城のオマージュ(作者も大好きだったんだろな)。アクションのスピード感は臨場感あって良いし少年の心を生き生きと描けていて素晴らしい。無秩序に増殖していくわりにはキャラが立ちすぎる登場人物たちも愛しい。作者のデビュー作にして出世作にして唯一の作品であるだけに、作者は作品そのものに強靭な愛着があるんでしょうね。各個キャラに必ず大活躍の見せ場を作って盛り上げようとする場面が出てくるところからもわかります。作者さんにはこれからも頑張って欲しいですね。ただ柔道編だったか、出足払いに見せかけた下段蹴りを脛で受けて反撃に出る…という、柔道や空手道の実際の試合では当たり前程度の事を逆転に転じる盛り上げ場面にしてたのはネタ不足から来た力業かなと感じました。バンド編での演奏技術の描写ではバンド経験者が読むとつっこみたくなる場面があるのかな。 【aforkarn】さん 7点 [全巻 未読](2010-05-27 04:25:27) |
4.同じ作品でずっと続けている稀有な漫画です。資料6割、ハッタリ4割くらいかなぁ。かなり真面目に格闘技を扱っている漫画でも、あまりハッタリを効かせると面白みが無くなるもんだけど、これはその意味ではバランスが良いと思います。(特に柔道編、あれは別の漫画としてカウントするべきカナ?) 【奥州亭三景】さん 7点 [全巻 読破](2009-05-28 15:35:33) |
3.《ネタバレ》 後半になるにつれて回りくどい展開がやや気になるものの、この脚本力はスゴイです。第2部「クララ編」と第3部「Dブロック編」が特に好き。第2部で主人公のコータローがステンドグラスをぶち破って登場するシーン、第3部で縄を自力でひきちぎるシーンは興奮しすぎて鼻血でます。各キャラクターもしっかり立っており、掛け合いも抜群。ものすごくレベルの高い作品だと思います。「L」の再開が待ち遠しいです。 【新】さん 9点 [全巻 読破](2007-10-11 12:29:04) |
★2.《ネタバレ》 当時はとっくに連載されてたので 全巻を古本屋で購入して連載に追いついた記憶があります。
全巻通して読むと 上達度が物凄いです。
基本的に話が好きなんですけど それ以上に戦闘シーンがものすご格好良いんです。
特に空手の全国大会あたりの躍動感や 火納江との戦いの緊張感は見ごたえありです。
あと、バンド編での描きこみはバンド関係の漫画じゃピカイチですね。
蛭田先生がずっとお休みなのが気になりつつも、8点献上で |
1.一応、学園物に分類されるんだろうけど、無茶苦茶な設定が数多く見られる。そこが面白い所なんだけどね。 続編の『新・コータローまかりとおる! 柔道編』、『コータローまかりとおる! L』があるが、本作を読んでいないとよくわからない箇所があるので、本作も読むようにね。 【あきぴー@武蔵国】さん 6点 [全巻 読破](2007-10-09 00:34:59) |