5.三橋が中学時代3年間エースをやっていた設定に無理がある。野球の進歩に対応した、野球漫画であることは間違いないが。 【みんな嫌い】さん 5点 [全巻 未読](2008-09-21 11:47:28) |
4.消える魔球も原爆投球も出てこない。普通の高校生が、普通に野球をやってるだけなのに手に汗握る・・・。これは凄い事だと思う。 【オペラ座のタイ人】さん 8点 [全巻 未読](2008-08-13 12:51:13) |
3.スポーツ系漫画はこうでなくちゃ、と言う自分の中での模範的な作品。 自分は野球はやった事が無いしルールもよく分からないんだけど それをカバーできる迫力や内面の描写やキャラクターたちの魅力など。 興味の無いことでも面白いと思わせるっていうのがやはり漫画じゃないかな。 スラムダンクにしてもシュートなんかにしても。 【05】さん 8点 [全巻 未読](2007-12-09 08:55:40) |
★2.もはや枯渇しきったと言っていい野球漫画という鉱脈に、未だ手付かずの鉱脈を探し出した名作。どちらかといえばメンタルヘビーな物語と素朴な絵柄がウリだったひぐちアサなだけに、野球漫画の巧みさには正直驚いた。綿密な取材と野球漫画に対する慈愛に満ちた視点が素晴らしい。野球好きだけでなく、野球はイマイチわからん・知らん・興味ない、といった人にでもお奨めしやすいという懐の深さも、好印象。 【aksweet】さん 8点 [全巻 未読](2007-11-01 00:57:52) |
1.以前友達とこの本の話題になったときに感想が一致したのが、「おれたちは野球も興味ないし、野球漫画なんか嫌いだったのに、どうしてこんなに面白いんだろう?」という疑問だった。
考えるに、まず第一にキャラクターがある。神経質過ぎるほど神経質で、女の子のように弱々しいピッチャーが主役、というのがまずびっくりだった。こんなにケンカ弱そうなスポーツマンはなかなかいない。キャッチャーの阿部君も、エースの田島君も、みんな親しみがもてるというか、過剰な体育会系の臭いがしない、友達になれそうなやつばっかり。超人もいなければ不良もいない、等身大の人間味あふれる連中が揃っている。ひぐちさんは昔シリアスなドラマ作品を描いていただけあって、人間を描くのが非常に上手い。
さらに、試合運びの上手さもある。根性論抜きに、シビアな戦略を元に展開する熾烈な駆け引き。不思議なことに、これが野球を知らなくても普通に楽しめる。これを読んで初めて野球には頭のよさが必要だというのがよくわかった。
とまあ、いろいろ書いたけど、このマンガの面白さをうまく説明するのは難しいのです。ひとつ確かなのは、野球に馴染みがないからといってこの作品を敬遠するのは大損だということ。野球嫌いにこそ手にとってほしい。初心者には野球用語がさっぱりわかんないけど、コミックスには親切な注までついているので安心です。おすすめ。 【no one】さん 9点 [全巻 未読](2007-10-30 02:42:04) (良:1票) |