4.ジョリーンがとにかく美しくてカッチョイイです。 このマンガに出て来る女の子は皆強くて魅力的。 そんな中、一人最後までヘタレ魂を貫いた野郎、アナスイが最高。 承太郎にお嬢さんを下さいと言って玉砕されたり、その暴走ぶりには笑えるものがあったが何故か応援したくなる憎めないキャラ。 ジョリーンとアナスイの恋の行方も本作の見所(?)となっているので注目。
また、少年漫画のお約束だが、ボスキャラの強さのインフレが止まらない。プッチ神父のスタンドがとにかくヤバい。もう、何回進化するんだよ、と。卑怯とかいうレベルじゃない能力。ここで一旦リセットして、次作の『SBR』からはシンプルな能力にしたのは正解ですね。 【ヴレア】さん 9点 [全巻 読破](2014-10-06 13:20:06) |
3.《ネタバレ》 着想が凄く良かったけど、途中設定を忘れすぎだろ・・・ ラストもただ感動の道具(もしくは連載終了させるため)としてのキャラを殺してみるという筋に見えて不満。
あきらめないところとかは凄く良かった。 だけど、設定を作っておいて忘れるのはいつもながらがっかりする。 ラストに波長があえば全然おいしくいただけるとは思う。 【黒猫クック】さん 4点 [全巻 読破](2009-04-26 20:18:31) |
★2.第一話で私のビッチ萌え魂をガッチリと掴まれました。
エルメェスや、ウェザー・リポート等の脇キャラ群も秀逸。特にエンリコ・プッチに物凄い親近感。私も素数好きで、1972年生まれという理由で、ですが。
爽やかなラストを迎えましたが、私的にはチョッと物足りないかも、です。 【aksweet】さん 6点 [全巻 読破](2009-04-26 10:02:41) |
1.ほぼ全編に渡って刑務所が舞台、という少年誌としては非常に意欲的な試みの第六部。初めて女性の主役を据えたのだが、第一話で「ちっきしょ~看守に○○見られちまったよ……」といきなりド下品発言から開始。この女は普通のマンガの美少女とは違いますよ、「萌え」どころか男も踏んづけるようなやつなんですよ、という作者の宣言のように思えた。
刑務所だけに、キャラクターも猟奇的な殺人者からカルト集団の教祖まで、癖のありすぎる連中ばかり登場する(それはいつもか……)。また舞台はかなり限られているのだが、荒木飛呂彦の想像力はいつも以上に自由だ。無重力空間での攻防があったと思えば「透明なゾンビ」という異様な敵に襲われ、さらには空から降ってくる毒ガエルの雨、植物化、カタツムリ化する人間達……奇想天外なイメージの奔流に感動すら覚えた。
ところがクライマックスが近づくに連れて荒(?)が目立ち初め、しかもまったく想像外の結末を迎える。面白いのは確かだが、シリーズ中最大の異色作といってもいいだろう。こんなにマッチョな女性ばかり登場するコミックもめずらしい。 【no one】さん 7点 [全巻 読破](2007-11-01 02:12:56) (良:1票) |