1.位置づけ的には、アニメがあるのでコミカライズととらえるのが正しいのであろう。
(当時から、メディアミックス的戦略による展開だったのでしょうが)
しかし、アニメ自体のキャラクターデザインの担当である貞本氏自らの作品ですから、一般のコミカライズに見られる絵の違和感はなく、各キャラクターをはじめ、すべてが、エヴァである。
アニメでは、一歩間違えれば破状的な展開、ちょっとつじつまが合わない部分、説明不足部分・・・など、それ自体が話題作りになってはいたが、実は、それはそれで、やっぱり、視聴者を若干無視した脚本作りの感は否めない。基本的にはアニメと同様の展開ではあるが、脚本やその話の展開など、再構成せされアニメ版よりも良く出来ていると私は思う。ある意味、アニメの不足部分を補完するにいい作品とも言えるし、一歩間違うと、どっちが原作なのか分からなくなるような出来である。
シンジ君がやはり内向的ではあるが、アニメほどメチャクチャヘタレではない点も、過剰なまでのイライラ感を感じずにいいかな・・・!
月刊誌に3か月に1回程度の出稿で展開がメチャクチャ遅いが、貞本氏には頑張って、是非とも今のリメイク版映画エヴァ完結前に完結まで持っていってほしい!がんばれ~!!