7.《ネタバレ》 途中まではリアルタイムで読んでいたんですが、続きが気になるので読むのをやめていました。
そして全巻持ってる友達に借りて、やっと全巻読破しました。一気に読みました。映画はまだ見てません。
土曜日丸一日かかって全巻よんで、日曜日にまた読み返しました。おかげで丸2日20世紀少年漬けでした。
これ、1度読んだだけでは「カツマタくん」って・・・ってなってしまいますね。
でも何でカツマタくんなんだろう?って考えて2度目を読むと本当の奥深さが分かる。
ラストで読者に問題をぶつけるのは浦沢直樹らしいですよね。
完結したのに完結してない終わり方。スッキリできない人、楽しめる人、2通りいるのは当たり前。
複雑な話なのでちゃんと理解して読むのは難しい作品。ラストがあれでは尚更。
でも読み終わった後(正体が分かった後)でも、
また違った楽しみ方で読み直すことができる2度おいしい作品です。
ラストが残念と批判された方はもう一度、ともだちの正体がカツマタ君と分かった上で読み直してほしい。
ストーリーも面白い上に、そんな謎解きも楽しめる傑作だと思います。
個人的にはオッチョが脱出する場面が好きです。
「大脱走」の話をしてましたが、あれは「アルカトラズからの脱出」ですね。
もう一度「アルカトラズからの脱出」みたくなりました。