2.愛蔵版が出た時に購入しておいて、本当に良かった。今、読み返しても涙ナシでは読めません。私の中では、マンガの原点とも言える作品。連載当時は、アンソニー派、テリィ派と、友達同士で盛り上がったもんです。かく言う自分は、テリィが初恋の人。あー、なんて幼く可愛かったんでしょ、ワタシ。大人になった今では、ステアの良さも身に沁みますが。ストーリーもよく練られており、絵も良かった。原作者、作画者、双方の力量が、この作品を名作にまでしたことは間違いないのに、その二人が泥仕合をした結果、結局愛すべき作品が未来永劫封印されてしまったということが、ファンの一人としては残念の極みです。和解はあり得ないのでしょうね・・・。本当に、残念です。