9.なぜ本作の評価が高いのか理解できない。ネタもオチも「浅い」感じがしてしまう。あるいはこれを評価している人は、キッチュでライトな「浅い」感じを楽しんでるのか。登場人物の名前の元ネタの筒井康隆やラブクラフトは大好きですがね。 【すらりん】さん 3点 [全巻 読破](2016-10-17 23:04:45) |
8.《ネタバレ》 とにかくバカ王子のキャラクターが最高すぎる。天才でありながら自分の楽しみ(いたずら)の為に全力で突き進む所がバカで最高。 それに巻き込まれる大勢の宇宙人や地球人が哀れで気の毒すぎる。小学生5人が皆で力を合わせて王子を倒す回が1番好き。 分かりやすい王子のフリのあと、見開きでの「ゴールデンハンマー!!!」 なんというカタルシスか。このカタルシスを味わう為に何度も読み返しています。思いっきりコントだけど馬鹿馬鹿しくって最高! 【ヴレア】さん 9点 [全巻 読破](2014-09-21 22:43:14) |
【アフロ】さん 10点 [全巻 読破](2009-09-01 01:42:19) |
6.富樫の最高傑作。天才ぶりが発揮されてます。素晴らしいアイディアとストーリー性、そして起承転結をおさえながら短編として成り立たせるという非常に濃密で面白いマンガになっています。 【Balrog】さん 10点 [全巻 読破](2009-02-11 00:33:02) |
5.《ネタバレ》 ハンターハンターや幽遊白書で有名な富樫さんの発想と切れ味が光る短編集。書き込みもそこそこしっかりとしていて絵も楽しめます。面白い。しかし、この作者さんは仮想のゲーム世界を構築するのが好きですね(笑) 【暁】さん 8点 [全巻 読破](2008-10-16 04:13:14) |
4.《ネタバレ》 冨樫義博の天才ぶりが発揮されていますね。 【マーク・ハント】さん 5点 [全巻 読破](2008-04-01 04:42:27) |
3.『幽☆遊☆白書』でジャンプ編集部と対立した冨樫のガス抜き的作品。「天才的な悪人」ではなく「天才的な意地悪」を主役にしてしまったところが素晴らしい(笑)。読者の予想を見事に裏切る展開や、無駄なシーンが無くテンポよく進んでいく展開はいかにも富樫らしい。食人鬼編の切ないラストでありながらベタベタのお涙頂戴演出を行わずにサラッとどこか哲学的にまとめるあたりも藤子・F・不二雄を髣髴とさせる。しかし、本作や『HUNTER×HUNTER』を読む限り冨樫はとことん「少年漫画的」な展開を嫌う漫画家であることが伺える。だからこそ「少年漫画の範疇でありながら大人向け」な作品を描くことが出来る、今のジャンプ(と読者)にとっては貴重な存在なのだと思う。 【マイカルシネマ】さん 9点 [全巻 読破](2008-01-05 18:11:36) |
★2.《ネタバレ》 豊富なアイディアとよく練り込まれたプロットで、短いながらも読みごたえがある秀作。ただプロットに特殊なところがあって、読者をいい意味でも悪い意味でも裏切ってしまう。話を転がして大風呂敷を広げ、わくわくしてきたところで唐突に話をぶった切る。
広げた風呂敷をあっさり破り捨ててしまうので、リアルタイムで連載を追っていたときはほんとうに唖然とした。今であれば反応が違ったかもしれないが、子どもだった当時は全力で肩透かしを食らっていた。もちろん意識的な試みであることはわかっていたけれど、だからどうしたんだよ? という気持ちを拭いきれなかった。こうしたストーリーはコロンブスの卵だけど、だからといって潰れた卵が不恰好であることに変わりはないんじゃないの? なんて思った。それでも下手な凡作よりは遥かに面白いんだけど、当時の正直な感想を反映させるとマイナス1点しないわけにはいかない。
ところで、王子の作ったゲームに無理やり組み込まれる子どもたちの奮闘を描いたカラーレンジャー編は、『H×H』のGI編に繋がる要素を多分に含んでおり、また結末のアイディアはキメラアンツ編に結実しているように思う。そういう意味では、『H×H』は『レベルE』で中途半端に放り出していたネタをまっとうに熟成させた作品だといえるわけで、個人的には少年期の不満を補ってもらっている気がしてとてもうれしい。 【no one】さん 7点 [全巻 読破](2007-11-01 23:01:14) |
1.「幽遊白書」で人気を博した富樫義博が「もぉ自分の好きなよーに描かせろや!」と叫んだよーな脱力SF作品。なるほど。こういう作品が描きたかったのか。「幽遊白書」で富樫義博が嫌いになった人(私含む)に、富樫義博への再評価のチャンスがあるなら、この作品でしょう。 【aksweet】さん 8点 [全巻 読破](2007-11-01 01:41:42) |