★1.これは現在発売中の10巻までを読んでの感想である。 このタイミング(※実写映画が明日から公開)でのレビュー投稿はミーハー丸出しだが、別に映画が楽しみすぎて慌てて読んだとかいう訳ではない。ちゃんと映画化が決まる前から読んでいたのよ(←だからどうした) というわけでレビュー行ってみよー❗️
まず、タイトルに「小説家になる方法」とあるが、小説家を目指している者が、このマンガを読んだ所でなれるというわけでも、参考になる事も全く無いと言っていいだろう。
このマンガの面白さは、天才的な小説家である15才の少女、響が芥川賞と直木賞にダブルノミネートされるという事件を発端に巻き起こる数々の波乱に満ちた騒動と、彼女のぶっ飛んだ性格にあると思う。響の暴力的とも言える立ち居振る舞いがとにかく圧巻で、次に何をやらかすのかとても気になって読み進めてしまう。ちなみに彼女の得意技は指折り(!)である。
ただし、彼女の書いた小説については内容とか殆ど明かされないので、どんだけ凄いのかあまりピンと来なくて、そこは想像で補う事になるだろう。 芥川賞と直木賞の違いは?選考基準は?と言った今さら聞けない素朴な疑問なども詳しく解説されているし、出版業界のあれこれ、うんちくなども描かれているので、そういう業界に興味があればオススメである。 【ヴレア】さん 8点 [全巻 未読](2018-09-13 19:20:10) |