17.《ネタバレ》 アニメから入っていますが、コミックを読んだのは成人してからですね。もちろんアニメとは違うよという話を聞いてからですけどね、深いテーマですね。なんというかラストは何とも言えませんね、あまり耐性のない子供時代に読んでたら結構ショックだったかもしれません。 【ないとれいん】さん 8点 [全巻 読破](2018-01-15 18:04:50) |
16.子供の頃に漫画狂になった先駆的作品ですね!デビルマンが無かったならば漫画にのめり込むことは 無かったでしょう、勿論今は漫画狂ではないですがね・・・ 大部分の評価はNo.12(夜行華)さんがコメしているので省きますが、最後の悪魔軍との戦闘シーンが省略されていたのは非常に残念でしたね。 【マロウ】さん 8点 [全巻 読破](2015-11-29 03:23:21) |
15.リアルタイムで新連載から最終回まで雑誌連載時に読みました。前半のトーンと後半のトーンががらりと変わり、びっくりしたものです。そして、回を重ねるごとに形容しがたい面白さがどんどんと増していった希有の作品と思います。メッセージが深くて、重いですね。 【ジャッカルの目】さん 8点 [全巻 読破](2011-01-22 04:46:44) (良:1票) |
14.「不完全であるがゆえに、完全を越えた作品」であると思います。初めはアニメを見ていたので、原作の凄まじさが衝撃的すぎました。とても直視出来ず、途中で読むのを断念;大人になってから改めて読破。やっぱり傑作。自分の手に余るものを描こうとしている作者の熱意がすごい。結構、無茶なところもありますが、圧倒的なパワーに押される。今の漫画の多くはこれが欠けている。作者が自分の手中に納まる範囲でしか描かなくなっているのです。狂気を描いていても、作者自身が狂っている訳じゃないから、結局は「外から見た狂気」しか描けない。読んでる方も知らないから納得してしまう。しかし、自分を超えるのものを描いてないから、伝わってくる温度が適温範囲なのです;自分の器からはみだしてでも描いていると、途中で破綻したり、迷走したりしてしまう時もある。それでも描かずにいられない。「デビルマン」はそのパワーが全5巻に高濃度で圧縮されています。理屈を当てはめるのは、この作品の本質からはずれるような気がします。考えるより、感じる作品と言えますでしょうか(傑作の条件かも) 【果月】さん 9点 [全巻 読破](2010-06-07 15:07:54) |
★13.《ネタバレ》 これを20代で描いたということからも永井豪の凄さが伺える。 中盤まではホラー色があ強めの漫画と言った印象だが、終盤からラストまでの展開が凄い(良い意味で)。 最初は元気一杯なヒロインや自分を犠牲にして(正確にはちょっと違いますが)デビルマンに『戦って』と懇願する少女達を筆頭に人間サイドには善人が多く描かれ悪魔のエグさをこれでもかと見せつけますが、後半『悪魔は人間に憑依する』と言う事実を知り魔女狩りの如く『悪魔狩り』を始めた人間の狂気は作者の画力も相まって悪魔以上の醜さ(むしろ悪魔の方が優しく見える)を表現しています。 悪魔に憑依された自分を信じてくれた人々が、守るべき人間に殺された時に主人公が叫ぶ。『これが!これが!おれが身をすててまもろうとした人間の正体か!』私が見た中でも屈指の名シーンです。そして、唯一残っている彼の『守るべき人間』すら殺され(これを当時よく少年誌でできたなと感心)ながらも悪魔と戦うデビルマン。 人類は滅亡しラスト数ページは哀愁や虚無感と言った美しさ感じれました。これがあるおかげで数々のトラウマ級のシーンが存在する本作の印象が良い意味でだいぶ変わります。劇場エヴァ(旧作、個人的トラウマ)もラストこんな感じにすれば救われたかな? 正に漫画界屈指の名作。実写映画作ったスタッフは全員自分たちの行いを恥じ、二度と映像作品に参加すべきではない!!! 【ムラン】さん 10点 [全巻 読破](2010-03-06 07:49:38) |
12.《ネタバレ》 今更ですが、これは日本漫画史に燦然と輝く傑作でしょう。 あの時代だから描けた作品なのかも知れません。 勿論、現代の漫画にも素晴らしい作品が多いが、あの時代の漫画のパワーは桁違いに凄まじい。 色々な文献等にインスパイアされたのでしょうが、永井豪という一人間の想像力・発想力にも敬服します。 あれだけ超巨大に拡げた風呂敷を、見事に閉じた(閉じちゃった?)事に驚きです。 独自の悪魔論、飛鳥了の正体、シレーヌ&カイムの気高さ、人間の狂気、最終決戦・・ 語りたい事は書き出せばきりが無い。特に、飛鳥了が自らの行動に疑問を持ってからの急展開が素晴らしい。 シレーヌ編で終了してしまった高品質OAVを是非とも完結させて欲しい。 【夜光華】さん 10点 [全巻 読破](2009-10-29 16:55:02) |
11.初めて読んだのは小学校低学年のときだった。マガジンを毎週買っているいとこのところでジンメン~シレーヌ編を読んだ。帰りの車の中で恐くて震えたのを覚えている。トラウマになるような衝撃を受けた。そのときに後半を読まなくて本当に良かった。仮に読んでいたら私もタレちゃんになっていたはずである。 【あげどん】さん 10点 [全巻 読破](2009-06-18 12:39:24) |
10.凄い、の一言。 ここまで人間の真理と向き合った作品は今後出てくることはないのではないでしょうか?映画は、この作品をあそこまでつまらなくするセンスは神・・いや、悪魔がかってましたね。 【バニーボーイ】さん 9点 [全巻 読破](2009-04-10 23:33:42) |
9.《ネタバレ》 前評判に裏切られることなく最後まで読み切りました。後半の怒涛の展開が凄まじい。今も若干気が重いです・・・。 【njld】さん 9点 [全巻 読破](2008-10-17 00:57:28) |
8.終末ものの中で、映画やドラマなどを含めた全作品の中でもトップレベルだと思う。悪魔狩りシーンに戦慄。疑心暗鬼になった人間が一番こわい・・。余談だがテレビアニメは全く別モノであり、同じデビルマンを名乗るべきではない。 【オペラ座のタイ人】さん 9点 [全巻 読破](2008-08-13 12:40:37) |
7.文字通り悪魔の漫画。3巻の前半は正直蛇足だと思うが、そんなことも5巻の怒濤の展開の前では些細なこと。ここまで絶望的ながらも美しい結末は未だ見たことがありません。 【とかげ12号】さん 8点 [全巻 読破](2008-05-13 21:17:42) |
6.作者自身が言ってるように行き当たりばったりで描いたというだけ有って、後半部分では、若干つじつまが合わない部分も有るが、ある意味よく言う何かか降りてきて・・・って状態になって生まれた作品という感じがする。個人的にはやはり、永井豪の最高傑作だと思うし、日本漫画においてもやはり代表的作品だと感じる。皆さんが言ってるほど個人的には暗くは感じず、特にエンディングは叙情的な余韻や美しさを感じずにはいられない。さて、この作品のジャンルは・・・といったところ、私は実は人類を超えた恋愛愛憎劇だと思っている(笑)『アモンとシレーヌ』『明とミキ』そして『人間不動明と堕天使サタン(ルシファ)』の愛憎劇であり、やがてそれが人類を終局に至らす戦いに発展したと言える。 |
5.この時代の少年誌は、こういう力があった。みなさん、けなしているのかと思いきや、結構点が高い。 【みんな嫌い】さん 8点 [全巻 読破](2007-10-22 23:37:32) |
4.暗いですよね…後味悪いですよね…映画並みに(^-^ ) 永井豪さんの作品はギャグか暗いかどちらかだった気がする 魔王ダンテとかもね 【栗頭豆蔵】さん 8点 [全巻 読破](2007-10-19 22:09:30) |
3.《ネタバレ》 トラウマレベルが非常に高い漫画ですわ。 僕もアニメ版が単純にウルトラマンみたいな ヒーローもんだったもんで 気楽に楽しく見ていたんですよね。 それが漫画版。。。(っていうか原作) テーマが壮大な上に 結末悲惨。 結局のところ狂った人間が一番恐ろしい訳なんですけども あの結末は話の展開上、「もしかして」って思いつつも みたくなかったなぁ・・・。 アニメ版を好きだと、 衝撃度はハンパないですわ。 |
2.アニメでしかデビルマンを知らなかった15,6の頃に原作を読み、愕然。デビルイヤーは地獄耳!とかいうノリ、皆無。テレビ版はテレビ版で名作だが、原作の持っているテーマ性に比べれば本当に子供騙しなのだ、と、知る。 【aksweet】さん 9点 [全巻 読破](2007-10-18 04:40:20) |
1.よくこんな後味の悪いマンガを少年誌で描けたもんだ。 【ケンジ】さん 8点 [全巻 読破](2007-10-17 20:11:51) |