★4.《ネタバレ》 初めは「戦争を知らないウブな日本人青年を通して、戦争の悲惨さを訴えかける」というテーマを持っていたように思う。しかし、その後スケールが別の方向にでかくなってゴルゴ13ぽくなってしまう。人気のあるキャラは死なない、とか「戦争に参加することがかっこ良い」なんて解釈まで出来るような危うい色も出始め、当初とはテーマがずれていく。作者自身もそれに気づいたのか、ラスト近くになって「戦争の悲惨さ」をテーマに復活させた。が慌てた展開なので、無理矢理っぽさがどうしても滲みでていた。敵役である●崎君の変貌ぶりは、作者の迷走の現れか?描くのが嫌になったのかな~とかんぐってしまうぐらい最後は放り出し状態に;魅力的なキャラやメッセージ性のあるテーマを扱っていたのに、作者が扱いきれずに終わった作品のような気がする。非常に残念。ジブリの宮崎氏は「作品を終わらせる為には、かなり前から準備しておかないといけない」と言っていたが、新田氏は明らかに準備不足だったと思われる。ご利用は計画的に…; 【果月】さん 6点 [全巻 読破](2010-08-03 17:03:24) |
3.戦闘機好きではあるにもかかわらず、この漫画は好きになれなかった。なんでなんだか説明できないのですが。ただ、もっともっと評価されてよい作品だと思う。絶版になっているわけではないので、現在も支持が大きいのだとは思うが。 【みんな嫌い】さん 5点 [全巻 未読](2009-02-22 20:24:28) |
2.はじめて読んだ時は衝撃でした。 新谷かおるのデフォルメした格好良い戦闘機の画と薀蓄の凄さ、織り込むように入れられる言葉や台詞の上手さ、で、物語は「モンテクリスト伯」でしょ。とにかくカッコイイ!! 【奥州亭三景】さん 10点 [全巻 読破](2007-11-15 18:13:43) |
1.新谷かおるの最高傑作だと思う。 最初は単なる傭兵による戦闘の話なのだが、中盤以降は国際政治やら経済が(多少)絡んできて面白くなる。 これを読んでパイロットになりたいと思ったのは内緒だが・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん 10点 [全巻 読破](2007-10-16 12:25:43) |