みんなのコミックレビュー Menu

School Rumble(スクールランブル)Z

連載開始2008年
連載終了2009年
コミック数1冊
連載終了
平均点:9.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
コメディ学園ものパロディ
[スクールランブルゼット]
新規登録(2009-08-25)【エスねこ】さん

Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)



【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.ついに連載、終わったんですねえ。
スクランの「真の最終巻」と言いたくなる多数のエピソードを交えながら、本編へ収束していくサイドストーリーズ。ここではネタバレしたくないし文字数制限もあるから、ちゃんとしたスクラン論(《論》を出せるくらいに内容は濃い作品だよ…技法上はね)はブログの方に入れさせてもらいます。

この『Z』1冊に限った場合に言いたい事は、とにかく最終2話の主線が太~いッ!
「小林尽」という一人のクリエイターが、完成した証でもあります。太い線で明快な構図を見せる。これが結局、マンガの醍醐味なんだと思い知ります。スクラン初期の細く、頼りなく、迷いのある線と見比べてみればいいかも(ま、キャラもそれに合わせて末期は骨太になってますな)。
ガンダム初期の守護神・安彦良和は筆ペンでマンガを描く人で、線に迷いが全くないマンガ史上の傑物なんですが、本作最終話の各キャラたちを見てると、あの感覚に近いものがあります。タッチが決まればマンガの雰囲気が決まり、世界が決まり、物語も展開も終わり方も(ほぼ自由度なしに)決まってしまう。
本編のスクランは、作者のマンガに対する博識と小器用な技量でそれを避けてきていたわけだけど、『Z』では逃げていません…というのは言いすぎか…逃げていないわけじゃなくて、キチンとした作品のゴールに到達したわけです。
ラスト3ページ、主人公のあの強い、心底強いタッチには、読者として負けを認めざるを得ません。
作者と作品とキャラが一緒に成長してしまうマンガはよくありますが、その到達点をしっかりと示して「何となくここまで来ちゃった」感に溺れない、腹の据わった画を堪能できたと思いました。
…なぜここまで熱く語る必要があるんだ…後日修正するかも(笑)。
エスねこさん 9点 [全巻 読破](2009-08-26 01:40:07)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

点数分布 [全巻未読] [全巻読破]
Review人数 1人
平均点数 9.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
91100.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 タイトルマッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 感泣評価 9.00点 Review1人
5 爆笑評価 7.00点 Review1人
6 作画力評価 10.00点 Review1人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS