1. 風の谷のナウシカ
ストーリーが進むにつれてナウシカがどんどん神がかっていき魅力を失っていくのに対し、俄然輝いてくるのがクシャナ。終盤は殆ど彼女が主役と言ってもいいぐらいです。また、映画では偉大なのか頼りないのかよく分からなかったユパ様もここでは非常にカッコいいし、ブツクサ言いつつも要所要所でキッチリ仕事をするクロトワもまた素晴らしい。だからこそ、ナウシカが文字通り「一人歩き」してしまったクライマックスに若干の不満も感じますが、とんでもなく凄い作品であることに間違いないと思います。 9点(2008-06-21 21:43:44) |