1. あしたのジョー
《ネタバレ》 高森朝雄の設定を、ちばてつやが勘違いしたから出来たと言われる傑作ですが、高森の原作を上手く自分の漫画に昇華出来ているというのも特筆すべき点でしょうね。夏目房之介氏の「マンガの深読み、大人読み」で力石の死に対する他のキャラクターの受け容れ方をレイアウトで解説しているのを読んだ時に、これがちばてつやの偶然の作画だったとは言え、表現していたことに対する的確さに感嘆しています。 9点(2010-09-04 09:11:14) |
2. ドラえもん
《ネタバレ》 なんだかんだ言っても、この漫画は読んでいたんだよね。あたし的にオススメなのは実質的最終回の「さようならドラえもん」と「ゾウとおじさん」かな。この漫画は基本的に一話読みきりなんだけども、だからこそ出来た名作だとも思います。 7点(2010-09-04 09:59:36) |
3. ワイルド7
アメコミと劇画の両方のタッチを持つアクション漫画でしたね。だから荒唐無稽さも全然気にならなかったし、正義の味方なんだけどそれをダーティヒーローに仕立てているというのが物凄く恰好良かったです。 7点(2008-06-20 18:03:04) |
4. リボンの騎士
あたしの印象にあるのはやっぱりこの「なかよし」版ですね。多分、アニメの影響も強かったと思うのだけど、安心して読めます。但し、面白さは「少女倶楽部」版の方があった気がします。 5点(2010-09-23 03:20:19) |