1. よつばと!
こども嫌いの私にもふつうにおもしろかったです。 9点(2008-08-05 22:24:38) |
2. 進撃の巨人
100%良い意味で、「全く新しいコミック」。4巻あたりで、ややだれるのが残念。最後まで、期待を裏切らないことを、期待する。 8点(2011-05-05 18:36:33) |
3. 大奥
三島由紀夫や稲垣足穂を、どこか感じさせるような、澄み切った表現力がある。萩尾望都や竹宮恵子の趣味としての同性愛を超え、新の意味でBLの描き手といえるのだろう(この作品はBLではないが)。設定にやや不完全さを感じる(これから謎ときがあるやもしれんが)のも、そう気にならないし、むしろうまく作っていると思う。タイトルがミスリーディングであるが、かといって、これ以上によいタイトルは思いつかない。 映画化でメジャー化することが、どういう影響をもたらすか、やや心配ではある。 8点(2009-12-23 02:04:40) |
4. 舞姫 テレプシコーラ(第1部~第2部)
古典的な素材を、いかにも山岸涼子で。何ら新しくないコミックのはずなのに…なにが、ここまで面白いのか!! 六花はシリアス版のだめだと分かっていても、何度も落涙…。 山岸先生のデッサンの危うさも、見どころ。 8点(2008-11-26 06:09:46) |
5. うさぎドロップ
第1部大吉の生き方に勇気をもらう(9点):第2部6巻登場人物がうまくうごいていないと思う(6点):7巻ぐっと面白くなってきたぞ(8点):8巻そうきたか、そうくるよな、予想できたこととはいえ予想外(9点)→8点 8点(2008-11-22 08:11:58) |
6. 坂道のアポロン
映像的な演出が素晴らしい。海水浴の場面には、とろけてしまった。60年代を舞台にしているというのが、今後の展開を期待させる。4巻でやや中だるんだが、5巻がまたよい。6巻の表紙は振り出しに戻りましたね。6巻で、また戻ってきました。 8点(2008-11-19 14:45:01) |
7. アンダーカレント
上級のサスペンス。もう少し、キャラクターを書きこみふくらませると、もっと良くなる点が唯一残念だ。 8点(2008-10-11 12:32:10) |
8. アイアムアヒーロー
日常と非日常とを、これくらいうまくつないだコミックを知らない。 7点(2011-08-15 17:32:23) |
9. 夏雪ランデブー
島尾が描きたかったんだろうな。 7点(2011-05-05 18:42:44) |
10. とろける鉄工所
ものすごい大げさにいえば、職業とともに生きることとかプロフェッショナリズムについて考えさせられる漫画である。単におもしろい、でも十分なんであるが。 7点(2009-12-23 01:52:40) |
11. 少女ファイト
《ネタバレ》 地下バレーといい、いい意味でマンガなところに、現代的な心的な風景を巧に盛り込んで、平成の巨人の星的なところがある。しかし、私は、登場人物が多くて、なにがなんだかわからなくなっているので減点した。 7点(2009-05-17 18:28:00) |
12. バクマン。
いま、ジャンプで一番楽しみで、個人的にはデスノよりよい。まん道やGペンなどの既定路線には絡め取られないであろうことを願って。 7点(2009-02-12 20:57:07) |
13. チェーザレ 破壊の創造者
大変よくできた漫画だと思うが、次が読みたくて止まらない、というほどではない。「芸術性」は高いと思うが、人間の内面に光を当てたものではないと思う。 7点(2009-02-02 10:06:49) |
14. Real Clothes
槇村さとるのマンガを久しぶりに、まじめに読んだ。ぐいぐいひきつけられるし、業界ものにありがちな薀蓄くささはなくてよいのだが、読後に残るものが浅い。メジャーゆえの最大公約数的な漫画になっているのだろうか? 恋も仕事も、どこか、ありきたりで陳腐な感じがする。面白いことは間違いないのですけど。 7点(2009-01-08 23:44:31) |
15. 駅から5分
《ネタバレ》 技術や経験はこういった形で表現になるのか、という点で、感心する。コミックの展開は、むしろ、これからか。 7点(2008-12-25 07:37:41) |
16. ちはやふる
子ども時代から、高校時代への展開がちと早いような気がしたが、巻が進んでも進んでも、盛り上がっていくのは、すごい。 7点(2008-12-23 10:02:04) |
17. 3月のライオン
お話そのものは面白いし、心を振るわされる部分が多いのですが、主人公の人格の輪郭が十分描けていないように感じております。 7点(2008-12-14 09:41:09) |
18. のだめカンタービレ
素直にはまれる。クラシック好きのほうが、より楽しめるのはいたしかたない。 7点(2008-10-28 16:15:38) |
19. 海街diary
お話をうまく作られていて、ほのぼのとして、勇気がわくなあ、という感じはするのだけれど、信用金庫に勤めているのを外資系金融機関と偽る22歳の女性など、昭和の香りがぷんぷんする。若い人には違和感があるんじゃないかな。 7点(2008-10-27 11:54:12) |
20. へうげもの
山田芳裕作品は、雑誌に連載されていて、ついでに読んじゃうのだけど、好きだというのは憚られる。ただ、この作品だけは、コミックを買ってまで読みたくなる。歴史の独特の解釈から、つぎの展開が気になるからなのか。 7点(2008-10-17 17:28:58) |