みんなのコミックレビュー Menu
まかださんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 6
性別 男性
自己紹介 評価の基準は、自分が何回も見たいと思うことと、他の人にぜひ見てほしいと思うことです。8点以上は、ほぼ全部2回以上見ています。画像の豪華さは評価にあまり関係なく、脚本重視。アニメとコメディに若干甘いかも。それと、昔見た作品を記憶でレビューすることはしていません。原田知世版の時をかける少女は、当時の評価なら10点ですが、今の若い人に見てほしいとは思わないので、レビューしていません。
漫画レビュー始めました。映画と違って、つまらない作品は途中で投げ出すので、基本、面白い作品しかレビューしません。そのため、レビューの平均点は高くなります。

表示切替メニュー
タイトル別 巻別
レビュー関連 レビュー表示レビュー表示
レビュー表示(評価分)レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示-
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示-
作者・関係者名言表示-
あらすじ・プロフィール表示-
統計関連 年代別レビュー統計-
好みチェック 作品新規登録 / 変更 要望表示-
人物新規登録 / 変更 要望表示-
(登録済)作品新規登録表示-
(登録済)人物新規登録表示-
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  SLAM DUNK
史上最強の漫画。そう言い切っていいだろう。 連載が終わって20年以上。もちろんアニメもやってないのに、ちょっと大きな本屋では、未だに連載当時そのままの姿で並んでたりする。 こんな恐ろしい漫画は今まで見たことないし、これからも出ることは想像できない。  さて、この漫画の最終31巻をほめる人が多いけど、実は連載初期から抜群に面白いと思う。 この漫画がバスケのみになるのは9巻からだけど、連載開始からそれまでおよそ1年半。 少年ジャンプという、最も人気に厳しい雑誌の連載だから、つまらなかったらそこまで続くわけない。 というより、その頃にはすでにジャンプの看板になっていたと記憶している。 自分がリアルタイムで読み始めたのも、ちょうどその頃。理由は「断然面白いバスケ漫画がある」という噂からだったし。  この漫画が抜群に面白い理由は、8巻までのヤンキーバスケ漫画時代を長い長い伏線にして、主人公・花道の心を成長させたことにある。 スポーツ漫画の世界では、心技体のうち、技はうまくなって当たり前、体も大きくなることはままある。 しかし、心は成長しない。 心を成長させるっていうことは、キャラが変わってしまうということであり、人気のある漫画ほど許されないから。 そういう意味で、この漫画は奇跡。 おまけに、巻が進むごとにどんどん絵が上手くなっていくからたまらない。 それから、よく読むと、ほかのチームメイト、特に赤木なんかは最初よりはるかに大人になってくる。 だから泣ける。  もう一つ、この漫画を驚異と思うのは、次から次へ魅力的なサブキャラが出てくること。 だから、陵南VS海南大附属なんていう、主人公が出てこない回を1巻分続けても、まったくテンションが落ちない。 こんなことができた漫画も、自分は他に知らない。 ちょっと笑えるのは、「次から次に出てくる魅力的なサブキャラ」は、全員男子だということ。 女子キャラは、最初の1巻でもう終わり。 そして、魅力がないからどんどん影が薄くなる。 もし、スラダン好きで「一番好きなキャラは晴子」という人がいたら、ちょっと人間性を疑ってしまうなあ。 対戦相手も全て男子校と思われる。だって客席でさえ、他校の女子生徒は描かれたことがないから。  最後に、この漫画のライバルを挙げておきたい。 漫画にはライバルがいないから、小説から二つ。 司馬遼太郎「竜馬がゆく」と、山中恒「ぼくがぼくであること」。 どちらも少年の成長譚。販売部数はスラダンの足元にも及ばないけど、代わりに50年以上売れている。大きな本屋なら、今でも置いてある。 ちなみに、自分は後者の方が断然好き。
10点(2018-10-31 22:03:49)
2.  銃夢
この漫画の大ファンだったが、ここ10年ほどはほとんど忘れていた。 それでも捨てることはできず、ちゃんと本棚には残っていた。 今回久しぶりに読み直したのは、大御所キャメロンによって製作費187億円と言われる超大作として映画化されたから。  久しぶりに読んでも、最初のうちは抜群に面白い。 SFのアイデアも面白いけど、なんといっても主人公ガリィが、幼女から思春期のように精神的に成長すると同時に、格闘技も、そして作者の画力も上がっていくからたまらない。 その興奮は、4巻、モーターボール編でピークを迎える。 ところが、その後はちょっと様子がおかしくなる。 そして7巻でケイオスなんて理解不能なキャラが出てきてからは、もうちょっとついていくのがつらい。 9巻でなんとか話をまとめて終わらせるから、読後感は悪くないけど。  ところで今回の映画のタイトル「アリータ」ってなんだよ?って思ったけど、9巻でちゃんと「アリタ」って名前が出てくる。 これはさすがに覚えてなかった。 キャメロンすげ~。 と思ったら、実は、海外版の漫画では最初から「Alita」って名前で売られていたそうな。 でも、こんな前半だけが抜群に面白い漫画をよく見つけて、よく忘れずにいてくれたもんだ。感謝。
8点(2019-02-20 23:09:03)
全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS