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totorosatukimeyさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 33
性別 男性
年齢 61歳
自己紹介 もう40半ばのおじさんと呼ばれる年で、こどもも3人いますが、いい年こいてマンガの単庫本1000冊以上、アニメ映画などのDVD多数・・・きっと、嫁はあきらめ顔でしょう!
このページの紹介で見た映画(DVD)も多数あり、いままでこのページにお世話になってきました。
少しは、私自身も情報提供をしていかなくっちゃかな・・・?と思い参加させて頂きました。
よろしくお願いします。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ワイルド7
今まで未読だったのですが、全巻入手しまして、今現在読んでいる最中です。 個人的には、劇画劇画している絵ってのは、何か好きになれず、今まで有名作品とは知っていましたが、読むに至っていませんでした。私が小学生の時ドラマ化がされ、当時ブームが有り、また同年代でこの作品の大ファンという方は多くいました。で・・・まだ、全巻は読破しておらず、途中なのですが、率直に面白い!と思いました。正直食わず嫌いでした。ストーリー的には脚本がしっかりしており、伏線もあり、しかし、思いのほか理解しやすい内容で楽しめます。絵的には、後半に行くにつれ緻密さが増しています。しかし・・・内容はハードですねぇぇ~・・・仲間、敵とわず良く死にますし、拷問的な要素も多々あり・・・よく、当時この内容で少年誌に連載出来ていたな~・・・と、驚くばかりです。もうひとつ、付け加えると、40年近く前の作品にもかかわらず、今読んでいても決して古くない・・・色あせていないってのは、名作の証ではないかと考えます。 全巻読破しましたら、再評価してみたいと考えます。
8点(2008-01-28 13:04:13)
2.  巨人の星
日本少年漫画史を代表する一作であり、当時スポ根ブームの火付け役作品である。 野球まんがと言えば『巨人の星』とも言えそうな気もするが(ドカベン、タッチ、プレイボール・・・という人もいますが、それはそれで・・・)、結局、飛雄馬とライバルとの切磋琢磨であり、友情や親子愛を中心とした飛雄馬の人間成長劇である。 川崎のぼる氏自体当時実はあんまり野球知識はなかったそうで、確かに今、野球まんがとして読むと・・・ちょっと違うかも・・・・って感じがするし、また、全体的に泥臭くやはり、時代を感じずにはいられない。 ちなみに、余談であるが飛雄馬という名前は、英語のヒューマンから来ているらしい・・・・・
7点(2008-01-24 14:31:13)
3.  章太郎のファンタジーワールド ジュン
石ノ森氏の才能によって生み出された作品であると感じる。 それまでのマンガの常識を覆すほぼ吹き出しがなく文字がなく連続した絵のみで構成されたきっと、氏自身20代後半の新しいものを追い求める気持ちが生み出した野心作と感じる。 手塚治虫氏に『こんなものはマンガではない!』と評価されたが、後に手塚氏自身が嫉妬心から言ってしまったという逸話は有名である。手塚氏の漫画界における功績は言うまでもないが、そのたくさんの名作をこの世に残せたのは、手塚氏の異常な負けず嫌いの性格が作用しているとも言われる。他の作家や漫画界自身にブーム的作品が現れると、そのジャンルで手塚氏自身新作を発表しぶつけてきた・・・ということは、有名である。たとえば、妖怪ブーム(鬼太郎とか・・・)に対して『どろろ』を発表する・・・などで有った。従来のマンガを作成する能力には『豊富な情報量によりきちっと構成された興味をそそるストーリー作成』と『お話を好感の持てる絵に表わす能力(キャラクター作成も含む)』が主軸であり、この2つに対して手塚氏は誰にも負けない卓越した能力を有してたのだと思う。しかし、この『ジュン』という作品はその従来の作成能力で同一ジャンルの作品を生み出せるものではなかったと私は思う。 であるから、石ノ森氏の感性が生み出した珠玉の一作で、手塚氏はその作品の持つ高度な魅力は理解すつつ、自分が生み出せない領域の作品であることも同時に理解したのだと思う。 この作品は、従来のマンガの持つストーリー展開を楽しむ作品でなく、絵画や音楽の鑑賞に近く次のない連続した絵(それ自体は、マンガなのだが)を見て感じ取る作品で有ると思う。そこに何を感じるか・・・そして、その絵自体はとてもナイーブで緻密かつ 抒情的で高品質で有る。 その特製から当時は男性ファンより女性ファンが大きく支持した作品ではなかったかと思うし、女性ファンとしてこの作品に接し、その後マンガデビュー(すでに、デビューしていた人も)した女流作家でその表現手法にこの作品の影響を受けた方は数多く存在していると私は思う。 また、氏自身この作品は実験的作品と言っているが、ここでの手法が後の氏の名作『リュウの道』『佐武と市捕物控』『サイボーグ009神々との闘い』などの作画で開花し、それらを生み出したとも言える。文庫版が現在発行されているので、接して損のない作品です。
10点(2008-01-24 13:33:10)
4.  あばしり一家
永井氏の行き当たりあったり的作風の頂点的作品だと思います。とにかく破天荒・・・・!!肩こらず読むことが出来、私的には『ハレンチ学園』を含め永井氏のこの手の作品の中で一番好きかもしてません!(笑)十兵衛に負けず菊ちゃんもかわいいし・・・!(笑)
7点(2008-01-19 13:03:05)
5.  ハレンチ学園
今の若い人には『ハレンチ』という言葉は、死後のような気がするが、私の年代における『破廉恥』は、漢字ではなくカタカナ字の『ハレンチ』であり、また、今現在日本の漫画発行部数の記録を持つ『ジャンプ』も当時は後発漫画誌で状況は苦しかったらしい。その中で、『ジャンプ』を成長させたのは、当時新人の本宮氏の『男一匹ガキ大将』とこの『ハレンチ学園』であるという。 当時PTAが大騒ぎし、作者は自虐的に作品の中でPTA対ハレンチ学園の戦争を起こし、最後は主要キャラがすべて死んでしまう様と、ギャグマンガを超えた劇画調のタッチは、これまでのギャグマンガの枠を破った革新的な作品であったと思われる。話が盛り上がり最後は破壊による終局という手法はこの後の永井氏の定番となっていくのだが、間違いなく日本の漫画史を語る上では避けられない作品の一つだと私は思う。 また、氏の作品としてハダカの女の子は、隠微ではなく、健康的でとても明るく決して過度にエロクはないのは定番であり、この作品の十兵衛も同様であり、先に触れた『ハレンチ』私語と思われるが、今の流行の『エロカッコイイ』で有ると私は思う。
8点(2008-01-19 12:42:25)
6.  佐武と市捕物控
全編を通して四季を感じさせる(音や気温や匂いなどが作画から感じ取れる)江戸を舞台とした叙情的な描写は、作者が一番脂ののった時代の作品と考えられ、その中に人情味あふれるしっかり構成された捕り物帳劇は間違いなく傑作作品と思える。 作者の一般的な作品イメージは、SF物だったり、ヒーロー物・・・であるが、実はこのような時代劇物こそ氏の持ち味で有ると思い、また単行本換算700冊を超える作者の作品群の中でも3本の指に入る作品であると私は思います。
10点(2008-01-16 20:23:10)
7.  サイボーグ009
石ノ森章太郎の一番有名な代表作品といえると思います。 この作品連載時点では、『忍者物』や『戦記物』が主流の中、当時としてはまさに洗練された作品で、サイボーグ、複数人のグループによるヒーローものとしてエポックメイキング的作品であると共に、その根底に流れるものは反戦と平和という重いテーマが語られています。10誌をゆうに超える掲載と20年を超える発表期間でエピソード数は50を超えているために、10点満点を付けられるエピソード(ヨミ編などは、少年誌に残るエンディングであろう)も有るが、??的なエピソードも私的には存在する。あとは・・・やっぱり、未完で有る為に取りあえず、氏の大ファンであるがこの点で・・・勘弁を・・・(笑) 現在発表中である氏のご子息による小説での完結編の完了が無事に終わることを期待します。
8点(2008-01-16 20:12:29)
8.  あしたのジョー
日本の少年漫画における代表作の1つだと思います。 ジョーの成長に伴って変化する作画。連載当初はこの作品前の『ハリスの疾風』と同様な絵なのですが、後半はジョーの状態をあらわすがごとく鬼気迫るものがあります。ある意味作品が作者に乗り移った・・・・ともいえるのかもしれません。ホセとの最終戦その開始前からの葉子とジョーのやり取りから、白くなったジョーの1ページエンディング・・・まさに感動的な作品だと思え満点以外は考えらません。
10点(2008-01-16 19:54:28)
9.  リュウの道
主人公柴田リュウは密航した宇宙船で捕らえられ、冷凍睡眠のまま地球に戻ってくる。 戻って来た地球は数世紀後の地球で有り核にて人類は終末を迎えようとしていた・・・ 当時映画公開された『猿の惑星』や『2001年宇宙の旅』に大きく影響を受けていると思われるが、 核による自然環境の破壊、人類の終末や生命や意識・・・をSF大河ロマン作品としてまとめあげた、 石ノ森章太郎の最高傑作SF作品だと思います。 氏の作画は時代において大きく変化が有り、この時期はまさに緻密な劇画タッチを極めた時期であり、 大きな作品感とその緻密な作画があいまり、壮大なクライマックシーンを生み出しています。
10点(2008-01-16 11:30:58)
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