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石ノ森氏の実質的なデビュー作である。
デビュー作にはその作家の本質が映りだされると良く言うが、正に石ノ森氏の場合その通りだと思う。 この作品は連作にもかかわらず、毎回その土台ジャンルを変え、また作画もそのジャンルに合わせたタッチで行っている。 石ノ森氏自身生涯800作品におよぶ作品を発表しているがそのジャンルの広さは有名である。 この作品を読むと感じるのは、当時氏は16歳~17歳(高校1年から2年)の時に月刊誌に発表しているが、その卓越したペンによる作画能力である。 漫画界の巨匠のデビュー作として、是非機会が有れば接してほしい一作である。 【totorosatukimey】さん 9点(2008-01-24 13:55:03)
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