2.《ネタバレ》 でしょうね。みたいな展開の10話。
IPPONグランプリでそんなお題ありましたが、
悪い意味で予想通りの展開でした。
今までの展開からして
殿さんの田んぼを使うのは必然だったので
でしょうねぇって感じでしたが
※じゃないと、あそこまで時間を割く意味がない
強引に感動展開にもっていく以上の説得力のある理由がほしかったです。
あと、バンカーを悪役にする為の演出ですが
義援金を社員の感情で出さないとか
これ訴えたら余裕で勝てるレベルかと。(つまりありえない展開)
で、実際に畑を使わせてもらった時に、道とか柵とかせずに動作試験してるのは
危なすぎて大丈夫かいなって思いました。(品質がえぐいので)
今シーズン品質に対する考えが甘すぎませんかねぇ。
テレビゲームでピッチャーの首が180度回転したり
都道府県別シナリオを全クリアしても何も起こらない某ゲームのえげつないバグより深刻だと思いますよ
(こっちはネットワーク経由で修正可能ですし)
あと、軽部の下りはベタ演出の為に軽部が犠牲になった感が否めないです。
そもそも、実は病気でした。っていうやり尽くされた古いベタパターンもそうですが
実は作業してました感を際立たせる為に
定時らへんはノートPCで時間稼ぎしてる演出をしていますが
時間の制限付きだけどちゃんとやる人だったら
定時ギリギリまで実験とかしてちゃんと作業してるでしょうし。
もっと深刻な事情があるのに、あれはないです。
そもそも進捗状況の共有をやっていないのは
ものづくりの業界でおかしすぎる。
研究だろうが複数の部品の開発者がいれば、その進捗状況共有は必須です。
じゃないと納期がよくわからないまま作業を進めることになりますし
どこを優先して作業を進めて良いかチームまるごとおかしな状態になります。
ドラマのような立ち振舞が許されるのは
一人ですべてが完結するような仕事だけです。
なので、島ちゃんないし山崎部長に
調査状況を含めた進捗状況きちんとメールなどで共有してて
立花くん(平社員の設定)が島ちゃんとかに問い詰めた時に
単純に島ちゃんが展開するの忘れてたけど、実は信じられない量の調査一覧があって
一覧の調査時間を見ると深夜に及んでいるみたいな展開だったら
有能でやることはやるけど愛想が悪い人という納得感がありました。
他の社員の中に「俺は嫌いになれないんだよなぁ。」みたいな人の描写が数話前にあればよかったです。
品質管理はうちの新人社員よりだいぶ甘い佃製作所ですが
プロジェクト管理もだいぶ甘いです。
パテント調査の時もそうですが
情報共有の概念を演出の為に殺されてます。
島ちゃんが入社もベタ過ぎますが、
引っ張ってその展開なのでだいぶ残念です。
入ると思わせておいてギアゴーストに入るものの
佃の執念の開発力でそこを超えてくるみたいな展開が良かったですが
伊丹をサイコパス設定にしてしまったせいで
ありえない展開になってしまいました。
修行なしでいきなり強くなかった感がある某格闘漫画の萎え展開に近いです。
そして、試作レベルの商品紹介なのに
あんな場所で3000人規模が集まった日本が大注目イベントという体で
テレビにも放送されたのに、動画がたった1万再生という
アンバランスさ。
商品レベルとはあの程度のショーで成功しても
至って当然になっていないおかしいです(何回も正常確認を行った実績が必要)
一個成功したぐらいでガッツポーズな商品は
怖くて使えないのに、
そんな代物を首相の前で対決させるという。
首相そんな暇じゃないと思いますよ。
ちなみに全自動が実現できた場合田んぼのサイズとか
イネの場所とか、収穫する時に収穫したものを置くのとこどうするんだろ。
室内でおいた場合GPS精度だいぶ落ちると思いますが
前回に続いて色々突っ込みどころが多かったですねぇ。
超ベタ展開+つっこみどころ満載でマイナスで4点です。
しかし、伊丹たちが食ってるランチがやたら高そうですが
あんな事をする時間あればちょっとでも品質高めれば良いのにって思っちゃいましたが、
きっと首相の前でえげつない失敗するんでしょうねぇ。