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ウルトラQ 22話[変身]

1966年【日】 第1シーズン[全28話]
平均点: / 10(Review 1人) (点数分布表示)
SFファンタジーシリーズものモノクロ特撮ものモンスタードラマ
[ウルトラキュー]
新規登録() 【アングロファイル】さん
タイトル情報更新(2020-01-09) 【かっぱ堰】さん
放送開始日(
放送終了日(1966-07-03)


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監督円谷英二(監修)
円谷一
梶田興治
野長瀬三摩地
飯島敏宏
満田[禾斉]
小泉一(特殊技術)
有川貞昌(特殊技術)
キャスト佐原健二(男優)万城目淳
西條康彦(男優)戸川一平
桜井浩子(女優)江戸川由利子
江川宇礼雄(男優)一の谷博士
田島義文(男優)関デスク
田村奈巳(女優)南極基地越冬隊員・久原羊子(第5話)
沢井桂子(女優)長谷川愛子(第8話)
荒砂ゆき(女優)アリーン(リャン・ミン)(第27話)(放送当時は「田原久子」)
石坂浩二ナレーター
脚本金城哲夫
山田正弘
上原正三
飯島敏宏(「千束北男」名義)
梶田興治
野長瀬三摩地
音楽宮内國郎
撮影内海正治
長谷川清
高野宏一(特殊技術)
佐川和夫(特殊技術撮影助手)
制作円谷プロダクション
TBS
放送局TBS
スーツアクター中島春雄ゴメス(第1話)/パゴス(第18話)
古谷敏ケムール人(第19話)/ラゴン(第20話)
その他清水喜代志(美術)
[21話] 第22話[変身] レビュー [23話]
平均点:6.00 / 10(Review 1人)
エピソード別レビューはネタばれレビューのみです

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1.《ネタバレ》 特殊な蝶の毒で人間が巨大化してしまった話である。ただの人がそのまま巨大化するのは「戦慄!プルトニウム人間」(1957米)と「巨人獣 プルトニウム人間の逆襲(1958米)からの流れと思われる。場所は長野県の蓼科高原から八ヶ岳に入って行った山中とされているが、何で日本に変な蝶がいるかの説明は特になかった。
モルフォという蝶は、見た目が美麗なわりに動物の死骸などにたかるという話もあって不気味とはいえる。話としては似ていないが、後年の特撮TV番組「怪奇大作戦」第2話「人喰い蛾」と並んで、鱗翅目の昆虫は気色悪いと思わせる話になっている。毒を持つものもあるそうだが、食った場合に毒になるという意味であって人間は食わないので関係ない。
今回は映像面がなかなか好印象で、女性が山中で男を発見した場面では、単に野生化しただけでなく巨大化していたことを引きで見せたのがよかった。またその後に山間の農村に来て、わざわざ石垣を崩しながら歩いたり、半鐘台と並んで見せたりする場面は印象深い。巨人がなぎ倒した木も、ちゃんと高木に見えるものを植えてあるのは感心させられた。

物語に関して、最後のナレーションを素直に受け取れば、人は愛をどこまで貫けるのかというのが重要テーマのようではある。しかし相手の男が、一度騒ぎを起こして顔が売れてしまったからには今後いつまでも世間で怪物扱いされそうで、以前のような関係に戻れるのか怪しい気もする。本人の言った「もうこれ以上私を苦しめないで」(山へ帰れ)という状態に再度陥ることもあるのではないか。
この時代なら、報道機関が写真を撮りさえしなければ映像記録も残らなかったわけだが、カメラマンが友人の切なる思いにつけ込んで特ダネ写真を撮り、それで友人を苦しめる側に回ってしまったというなら皮肉な話ともいえる。制作側がそういうことを考えていたのか不明だが、本人も罪悪感がなくはなかったと取れる場面はあった。

登場人物としてはゲスト出演の中真千子さんが、普通に可愛かったり戦慄の表情だったり厳しい顔できりっとして見えたりで、特撮映像と並んで今回の見どころになっている。また巨人役の野村浩三氏は、主役を務めた「大怪獣バラン」(1958)よりこっちの方で顔が売れているかも知れない。
かっぱ堰さん [ブルーレイ(日本ドラマ)] 6点(2024-09-21 21:19:44)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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61100.00%
700.00%
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