1.《ネタバレ》 例えば知花の優れた販売能力を+150と見積もったとして、マルチタスクが出来ない、計算が苦手等の短所を−100としましょう。彼女は差し引き+50の戦力と考えられます。一方+80−40で+40の戦力の定型販売員がいたとします。どちらが企業にとって有益でしょうか。答えは簡単。+50の知花ちゃんと言いたいところですが現実は違います。プラスよりもマイナスを査定するのが日本の企業です。また現場レベルではそれがもっと顕著で、尻拭いをさせられる同僚が知花のマイナスを看過できないのは仕方のない話です。しかし、だからといって+50よりも+40が重宝されるのも不条理ではありませんか?チームで補い合うことが出来れば知花ちゃんのマイナスを打ち消し、より大きな成果を望むことも可能でしょう。しかし、これは相当に困難な作業であるのは間違いなく、マンパワーが足りない、モチベーションも不足している状況では殆ど不可能ではないかと。果たしてどんな結末にたどり着くのか。北山夫婦の今後の人生設計も含め、最終回が待ち遠しいです。