1.《ネタバレ》 猟奇殺人的な話は好きなジャンルではあるのですが(羊たちの沈黙 とか ストロベリーナイト とか 沙粧妙子-最後の事件-とか)、
全編通しして、犯人の動機やら行動に色々と納得いかない印象でした。
ディテイルをこだわる以上に、殺人手法の奇抜さを優先しちゃった感じです。
犯人が簡単に自白しまくりで、よくそんなんで連続殺人見つからなかったな。って思うレベル。
なんなら聞いてない事までべらべら自供しだす始末。
古畑さんが出る幕もなく、今泉君だけで解決できそうですし、
なんとかサスペンス劇場なら崖にまで到達できないですよ。
シリアルキラーってIQが高いイメージがある割りに、
このドラマでは逆にお馬鹿なシリアルキラーが集まってた感じです。
全体的にまわりくどく、手紙に隠された暗号とかもそうですが、
後半に動物の死体の数と地名を使った謎解きがありましたが、
で?って感じですし。(途中で捕まるリスクが高まる割に、中島先生に調査依頼がなかったら誰も気づかない。そもそもプロファイリングとこの謎解きは別かと)
※チャー研のデュアル星人レベル
エピソードレビューの平均は5.4でしたが、
1話から引っ張っていた殺人方法が
デスノート的方法って事に猛烈に萎えたので4点かなぁ。
あれ使えるなら完全犯罪し放題でしょうに。
後半逆にそれでいききっていたらまた印象が違っていたかもです。
尚、全体的に音楽は良かったですし、
奇抜さを優先してる感じるぐらい、死体の描写は良かったと思います。