1.《ネタバレ》 最後がもやっとしてなければなぁって感じの作品でした。
ガッツリネタバレします。
韓国ドラマ自体あまりみたことないですが
こういう感じなのが結構あるのかもしれないです。
とはいえ、過去と通信ができるという設定は他の映画でもありますが、
過去と通信したことで変わる過去の描写が非常に良かった。
さらに「実はこうしてたんだよ」みたいな別描写も
並行して行われる為、緊張感の描き方もうまかったです。
この設定はこういうサスペンス系に非常に合いますし
ゲームでこういうシステムは相性が良さそうです。
で、元が韓国ドラマってことの特徴が
警察が腐敗しまくってるっていうのは
非常に気になりましたが(それで人殺すかね。とか)
そもそも、そこがこのドラマの肝と思われる部分だったので
まぁしょうがないです。
で、シーズン通して以下の4つのエピソードがあった訳ですが
「女児誘拐殺人事件」「連続女性殺人事件」「城々丘地区連続窃盗事件」「集団暴行事件」
途中まで端折れるんじゃないの?って思ってましたが
それぞれのエピソードと大山巡査部長と三枝警部補のつながりやら
後半の行動理由だったり、過去を変えると未来も変えられえるフリだったりで
意外と必要なエピソードばかりっていうのは関心しました。
なので、最終話までの話は非常に良かったのですが
やっぱり最終話でヒントがあまりない状態で
その先の未来を想像に任せすぎた感じがします。
あの3人がどうなったか。は良いとしても
やっぱり悪い人間がきっちり裁かれる部分を期待していたところもあるので
そこはきっちり描いて欲しかった。
そこがあれば9点でしたが、
それでもやっぱりずっと楽しめたドラマでしたし
主演三人の演技はもちろん非常に良かったですし(三人の代表作として良いレベル)
脇で二人をフォローする部下も良かったです。
シーズン通しての評価としては8点です。
まぁ、色々消化しきれていない謎は残ってますが。(スピンオフでクリアにしてほしい)