1.《ネタバレ》 ネットフリックスの台湾ドラマ。連続殺人を追う鑑識官が主人公のサスペンスなんだけど、めちゃくちゃ面白かったです。脚本がよくて、これ、このまま日本のドラマでリメイクしてもウケそう。面白ポイントをあげると、まず連続殺人の仕組みが面白い。どの死体も次に犠牲となる被害者に偽装されていて、それが数珠つなぎみたいになってまして、つまり、最初の事件でAだと思っていた死体が実はAではないことが判明し、次に発見されたBの死体が実はAで、次に発見されたCの死体が実はB、みたいな感じです。一体どーなってるの?ってドンドン引き込まれました。後、主人公のキャラ設定にもクセがあり、めちゃ優秀なんだけど、アスペルガー症候群ってゆう精神障害を抱えてます。だもんで、孤独ってゆーか、刑事とかにもウトマレたりしてるんだけど、この主人公の昔別れた娘が事件の背後にチラホラ見え隠れしたりしてるのも、先が気になるポイントです。ただこのドラマ、連続殺人の死に方も結構エグクて、怖いサスペンスではあるんだけど、ヒューマンドラマでもあるんです。だから、後半、号泣しちゃいました。特に最後の回、「傘」ってタイトルなんだけど、途中で傘のお話が出てくるんです。「あなたの手は傘みたいだ」みたいな。これが、最後のシーンに見事に回収されてて、心にグッときて、とにかく、すんげー良かったです。なんか台湾の価値観って、日本と変わらない感じなので、色んな場面で、すごく共感できました。