1.最も素晴らしい点は政治ネタを難しくしすぎず、かといって稚拙になり過ぎない程度に崩してある点です。この、ほどほどに崩した会話を出演者全員が軽快な言葉遊びでつないでゆきながらドラマが進んでいきます。もちろん政治ドラマですので内容は少し難解ですが、時事ネタ&ウィットに富んだ会話がメインですので非常に高い完成度とインテリジェンスの香りがプンプンしています。
出演者も多く、会話も難しいので集中していないと置いてけぼりになりがちですが、報道ルームや大統領執務室などリアルに再現されているのでとても崇高で上質なものを見ている気分にさせてくれます。ついでにアメリカの政治のことが少し判ってうれしかったりもします。会話劇が好きな方には強くお勧めできるドラマです!!ただし、S5以降声優が大きく変わってしまった&脚本家も入れ替えになっていますので、一気にトーンダウンしてしまうような気がします。個人的にはS4までで一区切りと考えています。【私の持論ですが海外の連ドラは基本的に吹き替えがお勧めです】