1.《ネタバレ》 劇場版が2作も作られている今作ですが、リアルタイムでは視聴率は悪く後に語り継がれる名作になるとは、当時予想もしていませんでしたが、
結果として、激情版と合わせて観た方が味わい深い作品だと思います。
あらすじとしては、余命半年を宣告された主人公が、いかにその半年を普通に暮らしていこうか試行錯誤し、
その周りにいる仲間であったり、親であったり、町の人々過ごしていく…という感じですが、
話は日常からかけ離れたものばかりという、ちょっと変わった青春ストーリー。
個人的に岡田准一はこの作品があったからこそ、後に日本アカデミー賞最優秀主演男優賞にまで上り詰めたのではないだろうか!と思う。
と言うのも言い過ぎか(笑)
主人公の父親役の小日向文世が本当に素晴らしいし、古田新太や本人役の哀川翔、そして気志團とか木更津以前と以降では活動自体が変わったなぁ、という人も個人的には多いと思う。