1.連続ドラマは好きじゃない。
というより、それなりに社会人だから、連続ドラマを追いかける時間はない。
なので、諦めているジャンルだ。
しかし、NETFLIXにお試し入会したついでに、こいつをチラ見したら、その熱量に圧倒されて全話見てしまった。
自分はこの時代を知っているから、つい事実との差異が気になってしまう。
村西とおるはこんなにいい人じゃなかったよ。
面白いこと言う人ではあったけど、明らかに今で言う「反社」側の臭いのする人だった。
だから、当時の規制甘々のテレビ界でも軽々には使えなかった。
黒木香は「反社」の臭いこそ無かったけど、もっと「壊れた」人だった。
しかし、80年代のアダルト業界の熱ぽっさの再現性は凄い。
というより、本物以上の迫力だ。
黒木香の登場物語も、「自分の性を解放したい」という気持ちが丁寧に描写されていて、共感できる。
虚々実々が混じっているからこそ、ドラマでありエンタメなのだろう。
とにかく圧巻であり出色。
表現に関わる仕事をしている人は、とにかく一度見ておくべき。