1.《ネタバレ》 日曜の21時から家族で見るには相応しい、単純でわかりやすく楽しめました。
しかし、中盤あたりから過剰演出がはなにつきました。
悪役を演じるやつらの演技が超過剰! 軽部に、農業法人、ダイダロスの連中・・・。
あんな奴いねーだろ 笑笑!!
このドラマは、今の日本・世界の大企業で問題になっている不正を皮肉った時代を感じるドラマでした。
(東芝の不正会計、神戸重工、KYBのデータ改ざん、スバル、スズキ、の燃費詐欺、データ改ざん、ワーゲンの排ガス不正・・・・等思いつくだけでこんなに)
保身のため、トップから命じられた納期のため・・・”おかしい“とわかりつつも、見て見ぬふりをしている帝国重工・ギアゴースト。
それと相反して、ユーザーに本当にいいものを提供するために全力を尽くす佃製作所・・・。
どちらの立場も、物作りや設計・開発に携わっている立場の人であれば、共感するところもあったのではないでしょうか。
財前のように、大企業の部長職のような重要なポジションでありながら、保身のためでなく行動する人ばかりだと上記のようなことはないんでしょうけど・・・そんな人ばかりじゃないしね・・・財前は最後まで男前だった・・
11話に収めるために、最後はかなり駆け足だったのが残念。
素直におもしろかったので、8点かなぁと思ったんですけど、朝ドラ基準だと7点かな。
毎話気になっていたのが、「スバル」です。スポンサーになってるんで、毎度スバル車がでてくるんですけど、よくこのドラマで堂々とでてこれるな~。不正が企業文化のくせに・・・と思ってました。