1.《ネタバレ》 「あまちゃん」以来の朝ドラ視聴。
100作目、北海道が舞台、アニメ制作の話、と面白そうな条件が揃っていたのが観た理由。
戦争孤児のなつが北海道に連れて来られて、そこで酪農一家の家族となり、仕事を手伝いながら育っていくというのが序盤で、特におじいちゃんとの絆が深く描かれていた。
この頃から絵に興味を持ち出し、ある日映画館で観たまんが映画に衝撃を受けた事からアニメーションの世界を目指す事になる。
さらに、戦争によって生き別れた兄と妹を探すというのも重要なイベントとなっており、その辺はとてもシリアスかつ感動的だった。
で、中盤からアニメ制作現場での話がメインとなり、様々な登場人物との関わりの中でアニメーターとして成長していくなつが描かれている。
この辺は戦後のアニメ制作会社の様子が詳しく描写されていてとても興味深く見る事ができた。
で、終盤。思ったのは殆どの人物がカップリングされていくなぁと(笑)朝ドラってこんなもんだっけ?
子育てと仕事の両立という現代にも通じるテーマがメインになっていて、正直この辺はそれほど面白くなかった。
でも全て通して見ると、なつは生い立ちからハードモードだっただけに、その後は概ね平和なまま、特に悲劇が起こる事もなく終わったのが良かったなぁと。最後に手掛けたアニメが自身の辿ってきた足跡だったというのも締めとしてはこの上なく、感動的だった。アニメのシーンはとても短いながらもそのシーンが凄く記憶に残った。
と、ここまで半年間、全話レビューさせて頂きましたが、最後にまさかの一言で締めたいと思います。
実は私…受信料払ってません(爆)
にげろー(集金人から)ε=ε=┏(・_・)┛