2.《ネタバレ》 もうツッコミどころのバーゲンセールで 気絶しそうでした。
もともと荒唐無稽な天変地異の原作で、無理を承知の一発ものの小説でしたが
本来どーにもならん神の所業に抗う個人ではなく、国を挙げての無駄な抵抗の物語。
コメディならまだ良かったのだが、シリアスにして感動を想定してる時点でお花畑でした。
沈み始めるまでに地震や津波の被害が少な過ぎ。
沈むまでの国内があまりに平和過ぎて違和感。
電力やインフラが消失して、もっと悲惨な中盤があるはず。
国民全員を救うかどうかに拘り過ぎな主役。
国外で仕事して来た学者が、英語で話すシーンが皆無で、キャラがヘンテコで好感度ゼロ。
数千万人が海外へ行ったとか夢物語の話だが、その描写はなし。
もともと、日本列島だけ沈むとか言ってるが、台湾に近い沖縄の事を忘れている。
日本が沈むほどの災害は、津波を巻き起こすのに、隣国が無傷でいられるわけが無い。
その心配が、登場する隣国政府に微塵もなく他人事の違和感・・
などなど・・ 茶番劇も甚だしいんですよ
ここまでファンタジーにしてしまうなら、神様でも現れて救ってくれる脚本でも同じレベルかもよ?
と、毒舌まき散らしてすみません。
ただ本来この手のお話は、本来成す術のない災害パニック作品であり、そこからどう脱出するかの
個人レベルのストーリーにするしかないものでしょ。
誰が危険を察知するのか、どんな手段や行動をするのか、それらを描くしかない。
ただ、面白い視点もあった、「日本が沈んだら海を汚して怒られてしまう」 これは新しいです。
でも責任とれないよマジ