1.《ネタバレ》 いきなり議会議事堂が爆破され、アメリカ大統領をはじめ、ほとんどの閣僚が爆死するとゆう衝撃的な展開で始まるこのドラマ、第1話からかなり面白くて、最近では珍しく1シーズン全20話もあるんですが、あっとゆうまに観てしまいました。荒唐無稽なところもありますが、テンポもいいし、サスペンス感や緊迫感もあって、それでいて、ホッとできたり、コミカルな要素もあったりして、ドラマとして非常に観やすかったです。このドラマには、おもに2つのストーリーラインがあって、その1つは、主役のカークマンが本人があまり望んでないにも関わらず、ほぼ強引的に大統領となってしまい、次々にやってくる政治的問題を解決していくとゆう物語です。ほとんどの閣僚が死んでしまい、大統領になる者が誰もいない時に発動される「指定生存者」とゆう制度によって、あまり政治に興味がない下っ端の閣僚であるカークマンが大統領になっちゃうのですが、演じるのはドラマ「24」のジャックバウワー役のキーファ・サザーランド。いきなり大統領になって右往左往しちゃうんですが、観てる者としては、正直、ジャックバウアーのイメージが強すぎるためか、なんか彼なら、こなしちゃうんじゃないかとゆう安心感がありまして、本当に徐々にこなしちゃうんですけど、でもキャラはジャックバウアーとは正反対で、カークマンは家庭を愛し、温厚で忍耐強く平和的。たまにジャックバウアー感がちょこっと出たりするんですけどね。ちなみに吹替えは小山力也さんじゃないのであしからず。第1話からとにかく大規模なテロがあったわけで、ここから数話はかなり政治的に緊迫した状況となり、カークマンも国家的危機の重要な選択をいくつも迫られ、それを彼なりに解決していくのですが、後半はカークマン周辺のドラマは普通の政治ドラマになっていきます。でもこの政治ドラマも非常にわかりやすい面白さで、たまに彼のスタッフが笑いも提供したりして、ほどよい緊張感と安心感で観れる感じです。で、もう一方のストーリーラインは非常に優秀な女FBI捜査官ハンナ・ウェルズが、議事堂爆破テロの犯人を捜査する物語で、こちらはとにかく、サスペンス感とアクションでグイグイこちらの興味をひいていきます。彼女自身も危機的状況におかれたりして、目が離せず、カークマンの物語がちょっとノホホンて感じになっても、こちらは常に緊迫した状況です。この2つのストリーラインがたまに交差したりしてドラマは進んでいきます。まー、大人が真剣に観れる重厚なドラマではないですが、わかりやすい面白さでシーズン2も非常に楽しみです。