★1.《ネタバレ》 キャラクター紹介と物語の方向性を示したS1に続く第二幕。キャラ達の人間的成長がテーマなわけで。確かにメンバーの精神的成長はみられるけど個人差ありで、やっぱり人生いろいろ。自分の課題とどう向き合うか、が欧米ドラマの面白さ。 今回も、天才の頭脳を持ちながら人間関係に苦悩する四人組の葛藤が描かれます。知能だけが異常に発達したため自分の親からネグレクトされた四人ですが、シルベスターとハッピーの2人は父親に対して自分の素直な氣持ちをぶつけあえたので和解できた模様。その成果が表れたのかこの2人、それぞれの弱点を克服したりしてます(臆病なシルは誰かを守るために勇氣を爆発させて行動する。意固地なハッピは相手への思いやりを言葉で訴える。)。シルベスターに至っては、愛した女性を最高な形で守り切ったという男氣を見せてくれました。最年少なのに最高の男や。 ただ問題なのが残りの2人。自惚れ過ぎのウォルターと無神経過ぎのトビー。合わないもん同士でギクシャク衝突したり素直に仲直りしたりセラビー受けさせられたりまたいがみ合ったりしてラストには、
2人揃って同時に、最愛の女性に最悪のフラれ方されるという衝撃の展開に。
文字通りに半泣きになりながら、それぞれ対照的な行動とるけど両者の氣持ちは解るので応援しながら次シーズンを待ちます(泣)。
他のメインキャラ、ケイブの強さと懐の深さ。ペイジの機転と愛らしさ。ラルフの(実はメインの四人以上)の天才ぶりと無邪気さは変わらず。 3人とも見せ場エピソードあり。
新キャラ ①レイ…変人かと思いきや、意外な社会性と深慮でスコーピオンを助けるカッコよさあり。途中退場したけどぜひまた復活して欲しいキャラ。 ②ヘイウッド…変人かと思いきや、ホントに変人。ただしクライアントと親を思う氣持ちは本物。今後の活躍に期待。
③キャサリン…いまいちパッとしないおばちゃん長官だが、悪徳上司を出し抜く活躍は見事。トビーもびっくり。
④ティム…普通、主人公の恋敵キャラって嫌な奴認定のイジワル設定なのだが、この人は見かけもイケメンでメンバーへの優しさは本物。さらにマズいことに事件において知性も機転も利くので、ウォルターにとってまさに【脅威】。ここでウォルターが知性をひけらかして屁理屈こねて見栄張ったために前述の悲劇が(泣)。
次回シーズンを待つ(泣)。 【役者の魂】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2019-09-04 17:59:21) |