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1.  おいしい給食
シーズン1も面白かったが、シーズン2はさらに洗練された感じで安定して面白かった。 毎回甘利田先生が美味しそうに給食を食べるだけなのに飽きさせない工夫が素晴らしい。 神野ゴウくんとの給食対決はもちろんだが、給食以外のエピソードがしっかりと伏線として給食に組み込まれている所とか無駄が無くて素晴らしい。 30分というのも丁度良い時間で、しかもそこに様々な人間ドラマが詰め込まれているのでとても濃密な時間でした。  また、シーズン2からは駄菓子屋が登場しており、いつもなら給食のシーンがピークだったが、その後でまた駄菓子屋でのエピソードが盛り込まれる事で最後まで気の抜けないというかテンションが持続しているのでとても良かった。  とにかく、先生の給食にかける情熱と、先生を取り巻く人々との熱い青春ドラマが最高なドラマである。 毎回2,3回はリピートして観てるくらい好きなドラマだった。 シーズン3はあるのかわからないけど、劇場版第2弾はあるので今からワクワクが止まらない。
[テレビ(日本ドラマ)] 10点(2021-12-22 13:42:46)(良:1票)
2.  架空OL日記
バカリズムが女装してOLを演じているという奇妙さに笑うのは最初だけで、慣れてくると違和感を感じない所かOLに見えてくる不思議。 道端で転んだ時にどうやって起き上がるのが正解か?というエピソードがあったが、恥ずかしいというのを見せてはいけない。バカリズム演じる“私“ が完全に堂々としているからこそ違和感がないに違いない。  日常における細かな笑いの積み重ねをひたすら積み重ねるだけの構成で、起承転結がある訳でもないのにずーっと見てられる、そんなドラマ。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2020-04-07 22:46:13)
3.  女子高生の無駄づかい
コミック→アニメ→ドラマの順で映像化した場合、ドラマで爆死する可能性が高いが本作品は珍しくそのセオリーを覆したのではないだろうか。  まず一番大事なのはキャストが合っているかどうかだと思うので特に重要な主役の3人(バカ、ヲタ、ロボ)のはまり具合はほぼ完璧で、それだけでもう半分成功していたと言える。 勿論残念だったキャラも居るが(ワセダとかヤマイとか)それはそれで段々と慣れてきたので問題なかった。  あと良かったのはとにかく内容の濃さだろう。毎回50分位はあるのにびっしりとアニメにあったエピソードをこれでもかと詰め込み、さらにオリジナルのエピソード等もふんだんに盛り込まれ全然飽きさせないような構成だったので、そこが素晴らしいと思った。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2020-04-07 22:18:15)(良:1票)
4.  コタキ兄弟と四苦八苦
今期のドラマではピカイチでした。 山下敦弘監督だし脚本野木さんだしキャストも豪華だし言うことなし。  最初はレンタルおやじをテーマにした軽いコメディなのかなぁと思ったけど、回を追う毎に色んなテーマ(家族崩壊、家族の多様性、貧困、引きこもり、LGBT等々)が盛り込まれていて、実はとても社会派な深い内容でとても見応えがあった。  でも基本的には兄弟おやじのグダグダしたやり取りと、2人のオアシス的存在さっちゃんとの喫茶店でのやり取りが面白くて、それだけでも満足なドラマでした。 なんか野木さんのドラマって喫茶店とかバーで会話を繰り広げるのが好きなんだね💡
[テレビ(日本ドラマ)] 9点(2020-04-07 22:06:12)(良:1票)
5.  ゆるキャン△
う~ん、やっぱりコミック→アニメ→ドラマという順番で映像化する場合、アニメの完成度が高いとドラマはハードル上がっちゃって残念な結果になりやすいね。  このドラマの場合は雰囲気こそゆるキャンっぽさを出していたが、登場人物が全然別人にしか見えなかったよね~。特にしまりん。化粧濃すぎて、全然キャンプ向きじゃねー。
[テレビ(日本ドラマ)] 4点(2020-04-07 21:56:14)(笑:1票)
6.  テセウスの船 《ネタバレ》 
とにかく謎を引っ張って興味をひく割にはあまり展開に説得力を感じなくて置いてきぼり感が凄かった。 特に主人公サイドの行動が毎回短絡的というか行き当たりばったりなので、すぐ犯人に手玉に取られている所がダメダメだった。  このドラマの面白い所を挙げるとするならば、やっぱりタイムスリップする所と、何故タイムスリップするのか全く訳がわからない所ですかね(笑) あと、鈴木亮平の猪木モノマネとか。
[テレビ(日本ドラマ)] 4点(2020-04-07 21:52:01)(良:1票)
7.  時効警察はじめました
相変わらず面白いんだけど、全体的に豪華ゲストキャラだったりとか、新キャラクターだったりとか色々派手さばかりに気を取られて。  それぞれのエピソードを振り返って観ると、そんなに印象的だったエピソードがないんですよね。 もっと、霧山と三日月君の掛け合いを見たいのに新キャラによって出番を削られてしまう感じでなんかモヤモヤした。  ラストもなんかあっさりと言うか全然盛り上がらなかったので、このまま終わりだとしたらちょっと寂しいかな。
[テレビ(日本ドラマ)] 7点(2020-01-06 18:29:03)
8.  おいしい給食
1クールに1つはある深夜の飯テロドラマ。 食をテーマにしたドラマってなんかついつい観てしまう魅力があると思う。  今作のテーマはみんな大好き給食。  給食が好きだった人ならそれだけで共感できるところは多いと思う。  給食だけを唯一の楽しみに学校に来ている変人教師(市原隼人)がただ美味しく給食を食べるだけの話。そこに、ライバル(?)とも言うべき生徒の存在があり。彼との給食バトルが繰り広げられて行くというのが見所である。  とにかく市原隼人がうっきうきで給食を食べる光景が毎回面白くて笑ってしまった。  管理人さんのレビューを読んで知ったのですがが、これが映画化するんですか?(驚) どんな内容になるのか全く想像できない。 でも観てみたい!
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2020-01-06 18:16:31)(良:1票)
9.  帰ってきた時効警察
基本的にシーズン1と同じ。 もはやミステリーとかどうでもよく、いかに笑えるエピソードであるかが重要であると言っても過言ではないのだ。 やはりエピソードによって監督が違う為、色々と毛色の違う作風になっている。 シーズン1ではとにかく三木聡監督の話が最高だったが、今回は三木聡ではないにも関わらず個人的に一番好きなのが第4話だった。  なんと言っても“多目亭“改め“早目亭“のオバチャンが最高に面白いし、しかもネタキャラではなく本編に関わってくるという意外性、さらには三日月君が突然自宅前の路上でライブを始め、そのまま歌手になっちゃうという超展開もあって全く飽きさせ無かった。 早目亭のオバチャンは是非とも第3シーズンにまた出てほしいものである。  また、オダギリジョーが監督した第8話もなかなか実験的で面白かった。三日月君が主導で話が進む点や、やたら夢オチが多い展開など。これまでとは違った演出が新鮮だった。  で、最終回がやけにあっさり終わった為、これはすぐにまた続編をやるのかと思ったが、まさかそこから12年も待たされる事になるとは。 とにかく第3シーズンが楽しみでならない。
[テレビ(日本ドラマ)] 9点(2019-10-05 16:53:27)
10.  時効警察
時効になった事件を趣味で解決する主人公、霧山が繰り広げるギャグ多めのコメディドラマ。しかし、無意味なギャグがしっかり捜査の伏線になっていたりして、ミステリー要素も多少は楽しめる(但し、多くの場合犯人は最初から提示されている)  エピソードごとに毎回違う人が監督・脚本を担っているというのもポイントであり、それぞれの監督によって特色が出ている為、時にコメディに振られていたり、時に感動的な泣ける話だったり、色んなテーマを楽しめるのも特徴である。 只し、それ故に当たり外れがあるとも言える。 個人的には三木聡監督の大ファンであった為、彼の監督した1、2、9話がお気に入りである。特に第1話のこれでもかというぐらいのシュールなギャグの詰めこみ具合は神懸かっていたと言える。 次いで良かったのは園子温監督のエピソードかな。 全話三木聡監督だったら間違いなく10点だったな。  この作品の魅力はやっぱり格好いいのにどこかヘンテコなオダギリジョーと、彼に恋する三日月君を演じた麻生久美子のツッコミとしての立ち位置。このコンビを軸に三木聡作品に欠かせない岩松了&ふせえりのコンビなど個性的過ぎるキャラクターがギャグを繰り出してくる面白さである。 あと、“誰にも言いませんカード“を犯人に渡すというのがお約束なのだが、これを受け取った時の犯人のなんとも言えないキョトンとした顔が毎回楽しいのである。  今ならAmazonprimeVideoにて会員なら無料で観れるので、今月から始まる新シーズンに向けて予習したい人はオススメである。
[テレビ(日本ドラマ)] 9点(2019-10-03 16:15:38)
11.  全裸監督
これ観たら地上波のドラマなんて観れなくなるかも? それ位クオリティが高いし、際どいテーマの作品を真正面から描いている。そこから一切の妥協は感じられない。  ちなみに、地上波のドラマの1話辺りの制作費はおよそ2000万ほどらしいが、本作は1億円だとか。 そりゃレベルが凄い過ぎる訳だ。 俳優も豪華だし、セットも細部まで凝ってた。  勿論金を掛ければ面白くなる訳ではないと思うが、やっぱり脚本が良いね。テンポの良いストーリー展開でグイグイ引き込んで行く力があった。「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」みたいな感じで、最初は負け犬だった男が巧みな話術とカリスマ性でもって裏の世界でどんどんのしあがって行くという展開はとにかく目が離せなくて面白かった。  また、登場人物も皆面白くて好き。 なんと言っても山田孝之の演技が凄かった。 エロシーンに笑いを持ち込む所とか、カメラを抱えた途端キャラが変わる所とか!  第2シーズンも決定してるらしいので、これは楽しみ。
[インターネット(日本ドラマ)] 10点(2019-09-30 22:08:22)
12.  なつぞら 《ネタバレ》 
「あまちゃん」以来の朝ドラ視聴。 100作目、北海道が舞台、アニメ制作の話、と面白そうな条件が揃っていたのが観た理由。  戦争孤児のなつが北海道に連れて来られて、そこで酪農一家の家族となり、仕事を手伝いながら育っていくというのが序盤で、特におじいちゃんとの絆が深く描かれていた。 この頃から絵に興味を持ち出し、ある日映画館で観たまんが映画に衝撃を受けた事からアニメーションの世界を目指す事になる。 さらに、戦争によって生き別れた兄と妹を探すというのも重要なイベントとなっており、その辺はとてもシリアスかつ感動的だった。  で、中盤からアニメ制作現場での話がメインとなり、様々な登場人物との関わりの中でアニメーターとして成長していくなつが描かれている。 この辺は戦後のアニメ制作会社の様子が詳しく描写されていてとても興味深く見る事ができた。  で、終盤。思ったのは殆どの人物がカップリングされていくなぁと(笑)朝ドラってこんなもんだっけ? 子育てと仕事の両立という現代にも通じるテーマがメインになっていて、正直この辺はそれほど面白くなかった。  でも全て通して見ると、なつは生い立ちからハードモードだっただけに、その後は概ね平和なまま、特に悲劇が起こる事もなく終わったのが良かったなぁと。最後に手掛けたアニメが自身の辿ってきた足跡だったというのも締めとしてはこの上なく、感動的だった。アニメのシーンはとても短いながらもそのシーンが凄く記憶に残った。  と、ここまで半年間、全話レビューさせて頂きましたが、最後にまさかの一言で締めたいと思います。  実は私…受信料払ってません(爆) にげろー(集金人から)ε=ε=┏(・_・)┛
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2019-09-29 13:57:23)
13.  凪のお暇
主人公の凪は会社や私生活で空気を読んでばかりいて、遂には海の底に沈むかの如く息苦しく、溺れてしまい、社会からも脱落してしまうのだった。  そこで、心機一転。 全てリセットして、自然体で生きていこうとする物語で、何かと息苦しい現代社会において新たな生き方を提示するような、いやそんな大それた物語ではないが、とにかく不器用ながらも自分のやりたいことを見つけて行こうとする凪にはとても勇気を貰った気がするし、時に失敗してしまった時には頑張れと応援しながら観ていたような気がする。  また、凪を取り巻く登場人物達も皆個性派揃いで、特に変な(笑)人ばかり住むあのアパートでの生活はとても楽しそうだった。とかく隣人と触れ合うという機会は失われがちな現代において何か大事な事を気付かせてくれるような、そんな温かみのあるヒューマンドラマだったなぁと。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2019-09-25 16:43:10)(良:1票)
14.  ノーサイド・ゲーム 《ネタバレ》 
いつもの池井戸潤ドラマ。 ワンパターンで、どこかで観たことのある展開の連続。 野球にロケットに陸上に、もうネタを出しきった感があるね。 乱暴な言い方だけどどれも大体同じ結末を迎えるんですよ。最後は正義が勝って、主人公のチームが優勝して終わり。それを言っちゃあおしまいよだけど。  あとはねぇ、せっかく大泉洋なんだからもうちょっとコミカルなシーンが多くても良かったと思うんだよね。吉田沙保里や栃の心と対決するシーンのようなやつ。後半、急に真面目になっちゃって、お前は探偵か半沢直樹か?っていう位急に敵対する上司に対してガンガン攻めて行ってたのが突然どうしちゃったの?って感じでびっくりだった。  途中までは面白かったが、最終回を迎えて特に感動も何も感じなかったのでここは4点献上。
[テレビ(日本ドラマ)] 4点(2019-09-20 21:34:52)
15.  おっさんずラブ
なるほど、話題になっていただけあって面白い。 Netflixにあったので試しに観てみるかぁという軽い感じで見始めたら続きが気になる気になる。まさかおっさん達の恋愛模様にここまで惹き付けられるとは。  日本のドラマでここまで真っ向からLGBTを扱ったドラマって珍しいのでは? しかも、下手に真面目にやると重くなりそうな内容だけに、とにかく笑って見られるコメディに仕上げた所が上手いなぁと思った。 しかも、原作ものではなく、オリジナルのドラマでここまで面白いドラマが作れたってのが凄い。 全7話では尺が足らず、最後の方はかなり駆け足な印象だったのが少々勿体ない。
[インターネット(日本ドラマ)] 8点(2019-08-25 15:17:24)
16.  チャンネルはそのまま!
通常レビューを忘れていたので遅ればせながら。 テレビ局を舞台にした所謂業界モノであり、そこで働く新入社員達の成長ドラマであり、ドタバタしたコメディでもある。  なんといっても“バカ枠“で採用された雪丸の天然っぷりが面白く、常に何をしでかすかわからないハラハラ感と、周囲を巻き込んだばか騒ぎっぷりが予想をつかせない面白さに繋がっていた。  北海道が舞台という事で北海道出身の役者が多数出演しているのも見所であった。  ただ、話数が5話というのが少々物足りなく、まだまだ雪丸達の活躍を観たかったなぁというのが正直な所だった。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2019-06-05 15:40:27)(良:1票)
17.  ゾンビが来たから人生見つめ直した件 《ネタバレ》 
まさにタイトル通り。ゾンビが来た事により人生を見つめ直していくことになる主人公みずほが、最終的に生きる意味を見つけていくまでを追ったドラマ。  この物語の登場人物達は皆ゾンビになるまいと必死に抵抗し、生きている。 だが、みずほは違った。いつ死んでもいいと思っていた。しかし、自分の家族や友人がゾンビに変わっていくのを目撃した事で自分を見つめ直し、“人間“として生きて行く事に希望を見出す。  とりわけ印象的だったのが、最終回でみずほの親友のゆずきがゾンビになる刹那、これでやっと煩わしいのから解放されると笑っていたシーン。 それと対比するかのように、会社で働く男が働き詰めで徹夜をし、ゾンビのような風貌になっていたのが印象深い。 人間社会だって下手をするとゾンビの世界とあまり変わらないのかもしれない。  などと真面目にレビューをしてしまったが、基本的にはクスクスと笑って楽しめるゆるーいゾンビコメディです。 毎回毎回笑わせて頂きました。 平均点は7.1点だったので7点で。
[テレビ(日本ドラマ)] 7点(2019-03-12 13:55:04)(良:1票)
18.  ゆうべはお楽しみでしたね
「ドラクエ10」というオンラインゲームを通じて知り合った二人がリアルで同居する事になり、実際会ったら異性同士でびっくり!でもかまわねぇ、一緒に住んじゃえ!という勢いが凄い出落ち系?ドラマであったが、岡山天音のいかにもオタクなネカマっぷりだったり、本田翼のゲームでは男、現実ではギャル、でも実は天使というギャップ萌えだったり、キャラクター設定はなかなか面白かったと思う。ただし、ドラマとしてはちょっと物語に意外性が無いのと、オーソドックスな展開を見せるのでそれほどでもないかなという感じ。せっかく盛り上がって来た所で終わっちゃうのも物足りないし。
[テレビ(日本ドラマ)] 6点(2019-02-23 18:14:02)
19.  下町ロケット 《ネタバレ》 
池井戸ドラマとはこういうもんだ!という固定概念に囚われ過ぎていると思う(原作読んでないけど) 佃社長の物作りにかける思いこそ前シーズンから変わっていないのかもしれないが、本当に農業の未来を変えたいと思っているのか、そこまでの説得力は感じられなかったと思う。 借金したり、得意分野ではないトランスミッションに手を出したり、何故そこまでリスクを背負うの?よく社員は付いていったなと感じた。  とにかく、競争相手が居ればこそ全力で戦っているが、結局は帝国重工からの発注が無くならない事が最重要なのであって、その辺はいくら頑張っても限界が見えている気がした。  いくら農業を変えたいと思っても協力相手の会社が思いっきり上から目線な上に農業の未来なんてこれっぽっちも考えていない利害と保身の事しか頭にない連中ばかりじゃやる気がなくなるってもんです。  とにかく、佃目線で見るとつまらないドラマだなぁと感じた。帝国重工に立ち向かうギアゴースト達の方が生き生きしていてカタルシスもあって悪役目線で見た方が楽しめるのかな?と思ったり。  あと、残念だったのが、佃の友達で自動運転システムの開発者である野木の扱いの酷さ。かなり重要な役なのに最後の方殆んど空気と化していた。もうちょっと彼も報われてもいいんじゃない?  あと、せっかく佃社長と娘の親子対決や会社を継ぐのかというエピソードを重ねていたのに、最終回では娘が出て来さえしないというこれまた中途半端なものだった。この父と娘の話を軸に展開していた方が万人向けのドラマになったのではないかと思う。
[テレビ(日本ドラマ)] 4点(2018-12-26 18:34:17)(良:1票)
20.  獣になれない私たち 《ネタバレ》 
このドラマが目指したものはなんだったのか、全話見終えた今考えるに、とにかく現代社会において日本の何処かで起こっていても不思議ではないような、圧倒的リアルさではないだろうか。 仕事におけるパワハラの問題だったり、恋愛の難しさだったり。 リアルさを追求する事で暗くなってしまったり、鬱になる展開も多いので、ドラマくらいもっと夢を見させてよ!という人などにはあまり受け付けないのかもしれない。  私が良かったなと感じたのは、最初の方は嫌いな人物だらけだったんですね。それが段々と回を追うに従ってそんなに悪い奴ではないじゃないかと思うようになってきて。 悪役を単に悪役と描くんじゃなくて、ちゃんと皆理由があってそういう行動をしてるんだと分かって、その辺の描き方がとてもリアルだったなと。 その筆頭が朱里で、あれほど最初と最後で印象の変わる人物も珍しい。 引きこもりだった朱里がやがて住み込みで働くようにまでなり、逆に仕事に一生懸命だった晶が仕事を辞めるという意外性。人生は何が起きるかわからない。そういう事を描きたかったのかなと思った。  あと、毎回登場した5Tapというバーがこのドラマにおける癒しの空間で、嫌な展開の時もここへ行けばいつもマスターのタクラマカン斎藤さんが待っていてくれて、その優しい人柄になんだか癒されました。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2018-12-13 18:33:17)(良:1票)
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