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アングロファイルさんのレビューページ
プロフィール
コメント数 11
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

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1.  悦ちゃん ~昭和駄目パパ恋物語~
昭和10年を舞台にした、時代劇ならぬ「時代ドラマ」なのだそうです。レトロモダンな美術や音楽はなかなか楽しめました。ユースケ・サンタマリアの、ダメパパだけど一本筋の通ったところも、なかなか合っています。江戸っ子親子がポンポン繰り出す会話も楽しい。ただ、西村まさ彦の下町頑固親父は、作った感が強くてよくなかったと思いますが。そのほかアクの強い登場人物ばかりですが、なかなかバランスよく配分されていたと思います。  お話の方はけっこう強引で、特に終盤の力業はいかがなものかと。原作は知らないのですが、ちょっと人物のキャラクターに寄りかかったようなところが見受けられて残念でした。
[テレビ(日本ドラマ)] 6点(2017-09-24 10:30:22)
2.  スパイ大作戦 《ネタバレ》 
おはようフェルプス君……じゃなくて、ブリックス君だったシーズン1。なかなか面白いんですが、かな~りご都合主義で笑ってしまいます。昔の映画やドラマではよくあることなので気になりませんが。それに後半のエピソードになると、けっこうアクシデントが起きてサスペンスを演出するなど、考えてあります。  もっともよかった点は、計画を実行するメンバーが特に固定されておらず、内容によっていくらでも異動があるということ。オープニングに出ているからといって毎回登場するとは限らず、適材適所でメンバーを選んでいたのは感心しました。時代的にアナログな方法をとっているのも、個人的には好ましいです。どれだけアナログかというと、指令のテープが自動的に消滅せず、ブリックスが直接焼却炉に放り込んでいるほど。このあたりがいちばん面白かったりしました。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2017-03-05 17:30:55)
3.  ナイトライダー
初めてまともに見たのですが、なかなか楽しい。これはやはり、マイケルとキットとの掛け合い、それにデボンとボニーが加わっての、チームとしての魅力が大きいと思います。シリーズものというのは詰まるところ、登場するキャラクターに負うところが大きいですね。このメンバーが出ていれば、多少ヘンな話でも楽しめてしまいます。全体としてご陽気で、アメリカらしく肩の凝らない娯楽作になっています。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-05-08 17:11:13)
4.  ダウントン・アビー 《ネタバレ》 
メアリーとマシューがやっと結婚したと思ったら、波瀾万丈のシーズン3。とにかくイギリス人の「底意地の悪さ」みたいなものが感じられ、クローリー家は災難続き。なかでもシビルの扱いにおいおいと思ったら、さいごにマシューがああなるとは……。もうこうなると「なんでもあり」ってところですね。あと、伯爵はシーズン1では人格者のように描かれていましたが、今回はむしろ旧弊で偏狭な部分が強調されたようで、お気の毒。今後は新登場のローズに期待というところです。  使用人は新人も現れましたが、あまり引きつけられるところもなく……。やはりベイツが活躍しないといまいちでしょうか。オブライエンさんも、元の意地悪女に戻ったようですし。  今シーズンの目玉はやはり、コーラの母役で登場したシャーリー・マクレーンでしょう。マギー・スミスとの対比が面白いですが、ちゃんと花を持たせるように考えられていて、このエピソードはなかなか面白いです。それにしても、ものすごいお婆ちゃんになってしまいましたねぇ。
[テレビ(吹替)] 7点(2016-04-14 22:38:45)
5.  ウルトラマン 《ネタバレ》 
地元局で放送していたので、久しぶりに通して見ました。序盤はこうしたヒーローものの作劇術が確立していないためか、いまいちのところもあるのですが、中盤以降面白くなってきます。コメディとシリアス、科学性とファンタジーなど、バラエティに富んだ作品が並んでいて楽しめます。それと、改めて感心したのは特撮。これだけのクオリティのものを毎週放送するというのは、今見ても無茶としか言えません。手塚治虫は、『鉄腕アトム』放送にあたってリミテッド・アニメで妥協したわけですが、円谷英二は一切妥協なし。それでもピアノ線が見えているところがあったりして、苦労がしのばれます。しかし『アトム』同様、これが放送できたので後進の方々はさらに苦労する羽目に陥るわけですが……。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2016-04-12 22:28:56)
6.  ダウントン・アビー 《ネタバレ》 
戦争編。戦闘シーンはなかなか迫力があります。最初は戦争で浮かれていた伯爵が「あの戦争はなんだったんだ」と言うように、戦争によっていろいろと変わってしまった人生模様が描かれていて、興味深い。このシーズンではラビニアとサー・リチャード・カーライルが当て馬的に登場するのですが、それぞれ悪人としては描かれていないところはよかったと思います。サー・リチャードはかなり自己中心的ですが。ラビニアは気に入っていたので、これで退場となるのは残念です。彼女がいたおかげで、ヤキモキ・すったもんだの展開でしたからね。使用人では、やはりベイツの事件が印象深い。ほかにもいろいろエピソードがあって、重層のドラマはやはり見ごたえがあります。  第1シーズンを受けてか、イーディスやオブライエンのキャラクターがちょっと変わったように思われます。イーディスは今回の方が好きですねぇ。前のはちょっとやりすぎでした。
[テレビ(吹替)] 7点(2016-03-23 19:57:39)
7.  ダウントン・アビー
『ゴスフォード・パーク』でオスカーを受賞した、ジュリアン・フェロウズ謹製の英国貴族ドラマ。とはいえ、中身はほとんどソープ・オペラです。まあよくこれだけ事件が起こると感心するくらい、あれこれ問題が山積み。舞台背景と中身のミスマッチ(あるいは、貴族も一般人と変わらないという点)が、人気が出た理由でしょう。貴族だけでなく使用人のドラマも描かれているのですが、1時間足らずでそれらのエピソードをさばくテンポのよさ、切り替えのうまさもたいしたものです。群像劇としてはかなり理想に近いのではないでしょうか。個人的にはメアリーとイーディスがお気に入りです。
[テレビ(吹替)] 8点(2016-01-26 20:13:49)
8.  のだめカンタービレ 《ネタバレ》 
昨年末NHKで劇場版を放送していたので、その前に復習ということで見直しました。原作が話題になっていることも知っていましたが、本放送時は視聴せず原作も読んでいません。1年ほどのちの再放送で初めて見て面白さを認識。今回見たのはBSフジでの再放送を録画していたもので、原作を読むのはさらに映画を見たあとになりました。  これ、ひとことで言うと「原作の勝利」ですね。肝心な部分はほぼ漫画通り。特に音楽をする上での重要ポイントはそのまま生かされていて、非常に納得できるところが多いです。これは原作者の取材・リサーチのたまものでしょう。その上でドラマ化するために必要な改変をしていて、その取捨選択が絶妙。原作を知らずに見てもあまり不自然に感じないのはおみごとです。キャストもそれぞれはまっていて、この後さらに活躍する人たちが集結しており、そういう点でも見ごたえがあります。今このメンバーを集めようとしたら、スケジュールの調整が大変になるのではないでしょうか。中でもシュトレーゼマン役の竹中直人が怪演です。わたしはこの人大嫌いですが、これは適役だったと思います。また、漫画の表現をそのまま使うような演出も、シュトレーゼマンの非現実性を薄めるということを手伝っていたと思います。のだめや千秋のキャラクターを生かすという点でも、ああした演出は成功でした。  改めて見てみると、峰君の存在が大きいということに気づかされます。実際、彼がいなければ千秋はあそこまで成長できたかどうかわからないし、その影響でのだめもどうなっていたかわかりません。実は峰が一番のキーパーソンなのですね。男女の恋愛と男どうしの友情ということで、『小さな恋のメロディ』を思い出しました。これは日本人好みの構図なのかもしれません。  また、茂木大輔が監修したであろう、クラシック音楽のBGMとしての使い方が絶妙で、非常に効果的でした。こうした、スタッフ・キャストの適材適所ぶりが成功した原因でしょう。まったく隙のない、すばらしいドラマでした。
[CS・衛星(日本ドラマ)] 9点(2016-01-17 22:53:59)
9.  名探偵ポワロ 《ネタバレ》 
NHKのBSでリマスター版を放送しているので、初放送以来久々に見ています。今見てもうまく作ってありますね。デヴィッド・スーシェの“そっくり”ぶりによく言及されますが、それよりもシリーズの基本フォーマットがいい。原作で初期のレギュラーであるヘイスティングス、ジャップ警部に加え、ミス・レモンを配し、ホワイト・ヘブンマンションの事務所を舞台にしたのが技あり。クリスティ自身作家歴が長いですし、シリーズもいろいろと変遷があるのですが、そこからうまく要素を取り出してあります。作品のチョイスにしても、ポワロものの短編は初期に多いのですが、それにこだわらず、むしろ主に中期以降から選んでいるところも面白い。中には海外での事件もあって変化をつけています。最後にはユーモラスなオチのつく話が多く、こうしたところはプロデューサーやメインライターであるクライヴ・エクストンの功績が大きいのでしょう。時代色もよく出ていて、イギリスのドラマらしく原作を尊重しつつ丁寧に作られています。そうしたところが、成功したゆえんでしょう。安心して楽しめるシリーズです。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-01-10 21:29:22)
10.  ウルトラQ
今日2016年1月2日は、『ウルトラQ』が放送を開始してちょうど50年目です。わたしが子供の頃はちょうど怪獣ブームで、この番組も再放送でよく見ていました。当時は怪獣ものとして単純に楽しんでいたのですが、丁寧な作りだし脚本もこの手の作品に要求される風刺の精神などがよく現れていて、今見ても十分楽しめます。特撮やストーリーにやや苦しい部分もありますが、全体としては非常にハイレベルなクオリティでしょう。放送枠もスポンサーも決めずに製作をスタートし、放送順を最後に決めたというのも、今後はできないようなユニークな特質が出ていると思います。その性格からほとんどオムニバスに近いのですが、それゆえバラエティに富んだ作品群になったことも幸いしたようです。とにかく、素晴らしい特撮ドラマとして、今後も残るものだと思います。  なお、一番最近に見たのがブルーレイの「総天然色版」なので、鑑賞環境もこれに合わせておきます。
[ブルーレイ(日本ドラマ)] 9点(2016-01-02 19:20:21)
11.  すいか 《ネタバレ》 
大げさでなく、見て人生が変わったドラマ。少なくとも、生きていくことに対する考えを改めさせるような作品。  忙しい日常の中でついつい忘れがちになっている大切なものに気づかせてくれるドラマでした。それを暖かいユーモアにくるんで差し出してくれます。一見するとゆるいほのぼの系に思えますが、なかなかどうして辛辣なところもあります。全体として説教くさいのですが、そうした説教くさいセリフを通して、言葉の持っている大きな力を認識させられること大でした。  ややもすると生きにくいこの時代にあって、「生きていくのもまんざら悪くない」と思わせてくれるドラマです。それは今から振り返ると、木皿作品共通のテーマであるようですが。  個人的には、これ以上のドラマは今後出ないでしょう。逆立ちしてもこれ以上のものは現れそうにない、珠玉の作です。
[テレビ(日本ドラマ)] 10点(2015-12-10 22:36:16)(良:2票)
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