41. 悪魔のいけにえ2
《ネタバレ》 前から思ってたことなんだが、原題がTEXAS CHAINSAW MASSACRE、つまりテキサス電ノコ“大虐殺”なのに、殺す人数は3~4人程度、うち電ノコで死ぬのは1~2人だけなのは何故?しかもシリーズが進むごとに死ぬ人数減っていってる…内容は前作を軽くリメイクしたような感じで、特殊メイクはあのトム・サヴィーニなんだが、その前にグロシーンが少ないのでその腕前を見るのも必然的に少なくなる。それに、前作の、退廃としてどこか乾いた雰囲気が一気に吹っ飛んでいる。挙句の果てにはデニス・ホッパー、電ノコ二刀流でレザー・フェイス一家に戦いを挑むという吹っ飛びようだ。とりあえず話は続いているが、あまり期待はしない方が良い。 3点(2003-10-16 02:33:22) |
42. 悪魔のしたたり/ブラッドサッキング・フリークス
えげつねぇ…色々とゲテモノ食いしてきたが、ここまでシドいのは珍しい。こいつは上位3位には入る。何が凄いかって、その内容。グロいだけの作品ならいっぱいあるがこいつはそれにエロが加わってほぼ病気状態。最低映画の頂点に君臨するなんて言われてるみたいだが、それは正しい。この作品に対する評価は、ゲテモノ好きの目から見れば満点、良識人の目から見れば-100点なので、間をとっても0点を遥かに下回ってしまうのであえて5点。 5点(2003-10-05 04:23:09) |
43. アトミック・トレイン<TVM>
意外性を表したかったかどうかは解らないが、この系統の“お約束”を見事に無視した作品。あらすじが、核を積んだ列車のブレーキが故障して…というものなので、“スピード”のようにどうやって列車を止めるかという登場人物たちの奮闘を描ききるのかと思いきや、前半1時間であっさり列車は止まる。そこから、緊張の爆弾解体シーン、核の脅威も去り、これでめでたしめでたしと思いきや、これまたあっさり核が爆発…最後には大統領の教訓で終わり…と何も考えて作ってないとがよくわかる。意表をつきたかったんだろうが、オチが中途半端…というかオチてないし…。まさにビデオ屋で金払って見るもんじゃないです。 3点(2003-08-31 02:54:53) |
44. I am Sam アイ・アム・サム
中だるみのような感じを受けたシーンも少しあったけど。正直に、面白い、というよりもいい映画だと思った。家族の温かみを感じさせてくれる映画、本当に心のそこがジーンと来る映画、少ないながら希望に満ちている映画、愛は何物をも越える映画と、そのよさを挙げればきりが無いし、何よりこんな臭すぎるセリフを連発している自分が恥ずかしくなってくるのでこの辺でやめておきますが、久しぶりにいい映画に出会えた気がします。障害を持ちながら、それでも娘を必死に育て、誰よりも愛した父親、障害を持ちながら、そのことを心から理解し、本当に父のことを愛している娘。「こんなパパでごめんよ・・・」「いいの、だって、私はすっごく幸せだもん」この言葉を聞いたとき、思わず涙が出てきました。元々なんでもないようなシーンでも涙が出てくるということも関係してるのかもしれませんが・・・前半はなれない子育てに奮闘し、後半は愛する娘を取り戻すために必死に戦うというストーリー設定も、単純ではありますが実に良いと思います。最初はどこか邪険にしていた弁護士も、次第にサムのピュアな心に触れ、本気で彼を助けようとする。そして、まるで自分のことのようにサムのことを思い、一緒になって闘ってくれる仲間たちも素晴らしいと思いまいた。劇中で、もし娘さんがあなたの知能レベルを超えたら・・・ということを言ってますが、教育というものには、あまり知能は関係ないと思うし、それだけでは子供を人間として良い大人に育てることは絶対に出来ないと思います。確かに、勉学の面では劣っているかもしれませんが、少しくらい勉強が出来るからといって、それが賢いということにはならないはずです。例えば、学校を首席で卒業した人がいたとして、その人が盗み、ドラッグ、最悪の場合殺人を犯したとしたら、それは絶対に賢いとは言わないはずです。どんなに頭が良くても、人間的にダメな道を選んだなら、それは絶対に賢いとは言わないはずです。その点においてのサムは、確かに人より知能は劣っているかもしれませんが、誰よりも心は綺麗です。そんな彼が、自分の娘に堕落の道を歩ませるような真似は絶対にしないと思います。誰よりも清い心を持つからこそ、人々が彼についていき、そして自分も、彼に、そしてこの作品に惹きつけられたんだと思います。 8点(2003-07-07 19:19:25) |
45. アマデウス
狂人と天才は紙一重といいますが、偉大なモーツァルトが実際はあんな人だったと思うと少し微妙な感じがします。あと、サリエリの気持ちも、何となく分かる気がします 7点(2003-04-29 23:08:35) |
46. アビス(1989)
深海モノでエイリアンが出てくるのにホラーじゃない。まあそれはどうでもいいんだけど、主人公が深海に潜っていくシーン、そして最後の遭遇のシーンはいいと思う。 5点(2003-04-29 22:57:36) |
47. アダムス・ファミリー(1991)
凄い家族ッスね。おじさんの遺品の中に本人が入ってるし、ゴルフボールを平気で人ん家に打ち込んだり(大丈夫ですよ、ボールなら沢山ありますから!!)学芸会で観客に向かって血飛沫飛ばしまくったり。一度会って見たいもんだ 6点(2003-04-29 22:29:06) |
48. アルマゲドン(1998)
中1のとき友達とみんなで映画館へ見に行った覚えがある。まあお決まりのパターンだけど見所もたくさんあって面白いと思うしラストも泣けた。エアロエンディングしか歌ってないと思ってたらメンバー集めの時にCOME TOGETHER、水中訓練の時にSWEET EMOTIONとかが流れてたので結構良かった。個人的にはMAMA KINやWHAT IT TAKESとかも入れて欲しかったなぁ。それにしてもリヴ・タイラー、親父に似なくて良かったね・・・ 7点(2003-02-28 03:40:05) |
49. 悪魔を憐れむ歌
内容は人間と悪魔との闘いを描いたオカルト。結末は悪は絶対不滅だといった感じで終わる。それよりも驚いたのが、なんと題名が俺の大好きな曲まんまのタイトルだった事。実際この曲をオルタモントやハイドパークでやったりして人が死んでるし、ミック・ジャガーも「この曲をやると絶対に何か起こるんだ」と言ってたりして、本当に悪魔が取り憑いてんじゃないのか?と思わせるいわくつきのナンバー。曲調はサンバのリズムで物凄く明るいイメージだが、英訳を聞くと物凄いことを歌っている。それとTime is on my sideはストーンズオリジナルの曲じゃなかったりする 4点(2003-02-22 03:09:15) |
50. アウトブレイク
エボラ出血熱をモデルとしたモターバ熱という病原体が引き起こす惨劇を描いたパニック映画。他と違い起こりうる可能性が高いので現実味はあるが映画としてはそこそこの出来。 5点(2003-02-22 02:42:05) |
51. アザーズ
久しぶりにホラーと呼べる作品を見た気がする。霧の立ち込める古びた屋敷ってだけでもう立派にホラー。こういう作品をもっと作って欲しいな 6点(2003-02-14 01:17:35) |
52. 悪魔のいけにえ
《ネタバレ》 他の殺人映画の中では残酷表現は控えめで地味な方。だけど恐怖と狂気は他のどの映画よりもダントツにすさまじい。あの乾いた感じと退廃した感じが後のホラー映画に大きな影響を与えたのも頷ける。俺の映画best10にはいる映画。 しかしながら残念なことに、マスクを被ってチェーンソーを振り回す殺人鬼、というと、今では間違いなくジェイソンという答えが返ってきて、レザー・フェイスと言おうものなら「誰だよそれは!?」と言われる始末(実際俺の友達は全員ジェイソンと答えた…)一連のホラーの立役者であり、それらを生むきっかけとなった記念的作品なので、もっと日の光にあたってもいいのではないか?と思う。 [ビデオ(字幕)] 10点(2002-09-09 15:56:40) |