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1.  悪魔とダニエル・ジョンストン 《ネタバレ》 
タイトルにあるとおりのダニエル・ジョンストンのドキュメンタリーです。幼少期からのいろんな映像や音声や写真、そして関係者の談話は細かく積み上げられており、下調べに手間をかけたことを窺わせます。ただ、途中からは、彼の奇行の数々のような方向に話が行っていて、肝心の音楽部分の突っ込みには向かっていないような・・・(「あの曲は素晴らしかった!」的コメントは多数出てきますが)。よって、与える印象が「何か変な人」になってしまい、肝心の彼があまり格好良さそうに見えないのです。制作側の対象に関する愛情は感じますが、その見せ方をもう少し考えるべきでした。あと、一番ドラマを感じたのは、実は、喧嘩別れした元マネージャーが、実はその後も当初のレーベル業務を細々と手作業で行っていた、というくだりだったりして。
[DVD(字幕)] 4点(2024-05-12 00:10:24)
2.  アメリカン・ユートピア 《ネタバレ》 
最初の数曲は、「やっぱりバーンも年取っちゃったかな・・・」という印象だったのですが、ステージ上に段々とメンバーが増えてからは、あの「ストップ・メイキング・センス」を彷彿とさせる怒濤のパフォーマンスが展開される。演者はすべて楽器を手持ちであり、ケーブルも付けられていないので、ますます自由自在な動きが可能となるわけです。そんな中でも、中盤、メンバー紹介に合わせて1人ずつ音を重ねていき、そのまま"Born Under Punches (The Heat Goes On)"になだれ込む流れがクライマックスです。また、最後の"Road To Nowhere"では、(詞の内容に合わせて?)全員で一列になって後進するというちょっとお茶目な一幕もありますが、もしかして、もともとはこういう光景が頭にあってこの曲が作られたのを、技術の発展に伴ってようやくこれが可能になったのかな、なんてことも想像したりして。とにかく、バーンの独自性と創造性は、あれから30年以上経った今でも健在です。●ただし、どうしても気になったのが、投票に行こうなどというそのまんまなメッセージを直接的な言葉で発したりとか、"Hell You Talmbout"ではやはりそのまんまなメッセージを発していたりとか、という点です。言っている中身との正当性とは別に、バーンは常にあくまでも音楽と詞を通じてすべてを表現していたはずで、それもここまで直接的ではなかったはずだし、そこに美学があったはず。この辺は、スパイク・リーに浸食されてしまったのかな、とも思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2024-05-06 22:53:31)
3.  アメリカン・スリープオーバー 《ネタバレ》 
ある一夜のいろんな少年少女の行動についての作品。ということはこれは、屋外版・個別グループ版の「ブレックファスト・クラブ」か?と思ったけど、まあやっぱり大分違いますね。で、コンセプトは悪くない、というかむしろ冴えているんですが、致命的なのは、肝心の各登場人物におよそ個性がなく、みんな同じ芝居をしていること。なので、話が進めば浮かび上がってくるはずの重層性や相互関連性というものが感じられない。最後にパレードでみんなが各所にまぶされているくだりなど、本来なら一気に盛り上がり部分になるはずなんだけどねえ。
[DVD(字幕)] 4点(2024-02-22 01:00:47)
4.  アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン
1972年1月、アレサ・フランクリンがLAの教会で2日間にわたって行ったコンサートの映像化です。場所が教会なので、何と、アレサは説教台のような演台で歌っています。あと、バックのコーラス陣が終始座ったままというのも、あまり想像しない光景でした。ライブとしては、演者たちは終始心底楽しそうですし、また聴衆の側は、熱狂しているというよりも、まさに対象を崇め奉るように全身で聴き入っているという趣です。あと、よく考えるとアレサはMCなしで、喋っているのは常に進行担当のジェームズ・クリーブランド牧師です。これもあまり見ない形態かも。
[DVD(字幕)] 6点(2024-01-20 18:34:37)
5.  アメイジング・スパイダーマン2 《ネタバレ》 
前作に引き続き、やっぱりアクションヒーローの定式をなぞっただけになってしまいました。エレクトロは誕生時には割と魅力的で、どんな強い奴なんだと思わせてくれますが、あまりに何でもできすぎるくらい強すぎなので、逆にスパイダーマンに敗北すること自体に違和感しかない。グリーン・ゴブリンは、ライミ版の扱いにおける丁寧さと比べても、オマケ感がありありです。そしてライノに至っては、最後に出してきたのはちょっと凝ったつもりなのかもしれませんが、まったく機能していません。これはやっぱり、中盤のアクセントとして出てきて前座を務めるくらいが妥当でしょ。一方でヒロインとのあれこれも、別れたかと思えば未練がましくじめじめとよりを戻すというのを繰り返しているだけで、ラブロマンスとしても標準レベルに達していません。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-12-06 00:24:01)
6.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 
ライミ版の終了からわずか5年でまた最初からという理由が想像もつかなかったのですが、実際に見てみてもやはり分かりませんでした。とにかくライミ版の1作目の劣化コピーみたいな感じで、しかも話を速く進めたかったのか、正体はえらくあっさりばれてしまいますし、重要シーンのおじさん死亡のあたりなんかも、えらくあっさりです。また、エマ・ストーンは女子高生には見えませんし、逆にサリー・フィールドの老けぶりにもがっかりしました(同年の「リンカーン」ではそういうことはなかったので、これはやはり撮り方のせいでしょう)。それと、アクションシーンが、下水道とか校舎内とかえらく狭いスペースでチマチマやっているのも、何だかなあ。●全体としては、定番テクニックの駆使によって退屈せず見ることはできるのですが、あえて独立したシリーズの価値を保っているかと言われれば、そこまでは達していません。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-12-05 01:13:52)
7.  UPRISING アップライジング<TVM>
序盤からいきなりばらばらといろんな人物が断片的に登場するが、それがいつしか統合されて一つの大きな流れになっていく。レジスタンスの団結の過程と、作品の構成そのものがきちんと一致しています。一人あたりの背景や詳細はそんなに突っ込まれてはいませんが、それがマイナスになっていません。それは、テレビ放映用とは思えないほど美術もエキストラもしっかりしている点に象徴されるように、その作品世界の作り込みに制作側が注力しているからこそでしょう。弾圧の理不尽さ以上に、それを跳ね返す「意志の強さ」が作品の根底に横たわっています。
[DVD(字幕)] 7点(2023-06-21 00:28:35)
8.  アラキメンタリ
あの「アラーキー」のドキュメンタリーです。そのアグレッシブな撮影実績から、どんな怖いオッサンが登場するのかと思いきや、一番印象的なのは、常に「とてつもなく楽しそう」であるということです。撮影中はもちろんですが、カメラ(の横にいると思われるインタビューア)に喋るときもそうです。まるで砂場で無我夢中で遊んでいる子供のようです。そこを確実に切り取っただけでも、この作品は意義があるといえるかもしれません。全体の構想や体系、さらには経歴のディテールなんかはあまり細かく考えられてないような気もしますが、そういうパンキッシュな作り方で75分を駆け抜けるというのも、この対象には適合しているのかも。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2023-05-23 01:35:59)
9.  アメリカン・ナイトメア(2002) 《ネタバレ》 
何か曰くありげな姉ちゃんが、もっともらしくじわじわと一人一人毒牙にかけ・・・という導入部は、まあ見られないことはなかったのです。ところがそのまま同じような中身で最後まで進み、しかもその姉ちゃんは単に殺戮者だったというだけ。いや、単純ホラーなのは分かってるから、別に複雑な裏を設けよとかヒネれとかオチをつけろとかは言わないけど、やっぱり思いつきを羅列しただけで、安直すぎるのではないでしょうか。あと、何か催眠術にかかってるっぽかったあの男性は、結局何だったんでしょう。
[DVD(字幕)] 2点(2023-05-14 00:23:36)
10.  アメイジング・ジャーニー 神の小屋より 《ネタバレ》 
家族と平和に暮らしていた父親が、ある日末娘を殺害され・・・というハードな出だし。ところが中盤から、怒濤の宗教映画に突入します。いえ、声高に教義をどうのこうの言うことはないのですが、何気ない会話の一つ一つに、何とも言えない重みがあります。ここでは、人の好い小母さんにしか見えないオクタヴィア・スペンサーが「神」というのも凄いし、軽そうな明るい兄ちゃんが実はイエス・キリストというのも面白すぎます。そして、小屋の3人組に巻き込まれていくうちに、いつしか「赦し」という壮大なテーマが突きつけられます。そして映画はそこから逃げません。まるでその壁をよじ登る主人公に同行するかのように、一歩一歩丁寧に進んでいきます。だから、そこからまとめ上げるラストにも説得力があります。●ところで、後でどうにも気になったんですが・・・主人公の幼少時、近所の小母さんらしき人から「教会に行きなさい」と勧められますが、これ、オクタヴィアでしたよね?ということは、あれも実は「神」だったということでしょうか?神は意識しなくてもいつも身近にいますよ、というメッセージでしょうか?だとすると、それを後で「あなたは、あのときの・・・」などといちいちつなげないのが凄いです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-04-06 00:50:55)
11.  明日なき追撃 《ネタバレ》 
何とも不思議な作品。主人公の保安官は、とにかく手柄を立てて、かつそれを世間にアピールしようとして、あれこれ画策します。話が進んでいっても、まったくまともにもなりませんし、格好良くもなりません。そうしているうちについに宿敵を捉えて護送するのですが、今度は着々と脱走する流れになります。あれ?これってどっちが主人公だったっけ?と思っていたら、ある意味衝撃的というか、不条理系のラストに着地します。主人公が全然格好良く描かれなかったのも、そこでやっと分かります。ただこういう定石外しのひねりを入れてくるのだったら、宿敵についてはもっと丁寧に描き込むべきでした。単に外しただけに見えてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-12-13 01:29:38)
12.  アナコンダ2 《ネタバレ》 
蛇の映画なはずなのに、蛇がほとんど出てこないのですが・・・●大体この手の作品って、どうして何も起こってないうちからああだこうだと身内で対立して、足を引っ張り合うんですかね。蛇とか虫とか罠とかよりも、そっちの方がよっぽど危機だと思うのですが。したがって、その意味においても、肝心の蛇が怖く見えません。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2022-11-07 00:31:24)
13.  アラビアの女王 愛と宿命の日々 《ネタバレ》 
探検家で考古学者で諜報員、さらには異民族でありながらベドウィンにも敬愛され、国境や王まで決めてしまったというのだから、どんだけ凄い人なんだと思いながら見たら、その業績はほとんど描かれず、結果が示されているだけ。前半はメロドラマが延々続いているだけだし、後半は砂漠をただ進んで人に会っているだけ(そして、なぜかことごとくすべて上手くいってしまう)。ニコール・キッドマンの一本調子演技も手伝って、この人の人となりについては、ほとんど感じ取れませんでした。どこまでも続く砂漠の映像は気合が入っていましたが、それ以外に心に残る点がありませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2022-10-19 23:15:01)
14.  アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事! 《ネタバレ》 
「主人公はデスクワーク大好き刑事で派手な活躍などまったく興味ない」とか、「それを相棒が功名心から何とか引っ張り出そうとする」とか、「でも主人公は女性にモテる特殊能力を有している」とか、笑いのネタになりそうな基礎はいくらでも仕込んであるのに、それが生かされていません。逆に、油断するとすぐにアクション刑事ものの定番演出に流れてしまっています。しかもそこに、マーク・ウォールバーグだのマイケル・キートンだの存在感のありすぎる人たちを入れたことによって、本来目指すべきアホで軽薄な方向性にもブレーキがかかっています。せっかくの素材が何も使いこなされませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-07-21 02:03:00)
15.  アレキサンダー大王
やはり、こういう特定の主人公にスポットを当てた歴史系大作でありながら、主人公が少しも格好良くないというのは致命的なのではないか。大半のシーンではうじうじとモラトリアム的に悩んでいるだけだし、合戦だの征服だののシーンでも、何かしているわけではない。そうすると、作品も必然的に焦点を失っていくことになります。それと、美術とか衣装とかエキストラとかも、終始何か安っぽいのですが・・・。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-07-16 01:08:25)
16.  雨のニューオリンズ 《ネタバレ》 
導入部分で、いわくありげなプロローグ、そしてレッドフォードの登場からその一夜を30分以上かけて描く丁寧さと、なかなか期待を感じさせる。ところがその後もずっと同じような感じで、そこまでいくと丁寧というよりは、単に進行が遅いだけなのです。ヒロインが街を出てからは(そのためにブロンソンを引っかけるというのはなかなかトリッキーだが)、さらに何か空気が落ち着いてしまって物語が沈滞しています。母親が再登場してからはやや持ち直しますが、そこまででした。あと、語り部のあの少女も、作中でもう少し有効に使えなかったのかな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-07-02 01:57:57)
17.  アラベスク
真面目に作っていることは分かりますし、ペックもローレンも頑張ってはいるのですが、なぜかそれが面白さにつながらないのですね。なぜかというと、やっぱり脚本がつまらないのです。逃げているときでも追っているときでも心理戦の場面でも、説明がやたら多いです。そうすると、役者の芝居の余地は削がれてしまいますし、そんなに説明する余裕があるということは、その場面にはスリルがない、ということにもなってしまいます。原作を映像的に再現するだけで手一杯だったのかな、と思ってしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-06-28 01:59:13)
18.  アンネの日記(1959) 《ネタバレ》 
誰もが概要とそして結末を知っている実話であり、しかも日記という第一級の一次資料が残っているので、大きく逸脱するわけにもいかない。しかも性質上、場面と視点は常に隠れ家の中。これだけ制作上のハンデがあるものを、よくぞここまで作品化したものです。わずかな物音にも全員が一斉にぴたりと動きを止め、以後は呼吸すら躊躇われる静寂の(そして多くの場合は暗黒の)中。何もすることはできないし、じっと我慢するしかない。その反復が、見る側にも自然と息苦しさと圧迫感を惹起しますし、だからこそその中で意志を失わない(しかし決して超人ではない)アンネの存在を輝かせます。登場人物の動き方や台詞のタイミングなどからは、元は舞台用の脚本かな?ということも推測させたりはしますが、しかしそれに溺れることなく力強く映像化した手腕は見事です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-19 20:55:17)
19.  嵐ケ丘(1939) 《ネタバレ》 
タイトルだけは知っていて、どんな文芸作品が出てくるのかと思っていたら、何とドロドロのメロドラマ!男の側も女の側も都合よくころころ気が変わっているところに、妙なリアリティがあります。本当はこの部分はもうちょっと間隔を空けたかったんじゃないのかとか、むしろこれって連ドラ向きなのではとか、気になるところはありますが、それでもこの重量感ある内容をここまでコンパクトかつシンプルにまとめた腕は特筆すべきです。後半はイザベラがいいアクセントになっていて、さらに心理の綾を深めていますね。それにしてもこれを見てしまうと、ケイト・ブッシュのあの曲のサビがさらに怖く聞こえます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-04-22 22:42:17)
20.  アンダー・ザ・シルバーレイク
不条理とか混沌というのは自然ににじみ出てくるべきものであって、こんなに正面から作為的に打ち出されると、それは単に自己完結しているだけなのです。それにしても長すぎ。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2022-04-09 01:21:48)
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