1. グレイテスト・ショーマン
《ネタバレ》 「本物ではない」「作り物だ」等々主人公に投げかけられる言葉が、そのまま、この作品へも投げかけられていますが、個人的には「本物でなくても、この映画を観て幸せな気持ちになった人がいるのであれば、それでいいじゃないか」と言いたいです。 世の中、いろいろな人がいる中で、それが例え共同体の中のマイノリティであっても、マジョリティに遠慮を強いられたり、迫害されるようなことがなく「This is me」と言える、そして受け入れられる社会を作り上げたい!という製作者の思いが伝わってきました。 [DVD(字幕)] 9点(2021-04-11 00:27:23) |
2. グリーンブック
《ネタバレ》 様々な違い・価値観を受け入れることの難しさはいつの時代も、どこの国でも変わらない。 ただ、そこを「そういうものだ」と放置するのでなく、変えていこうとする気持ちが大切なのだということを教えてくれる作品。 [DVD(吹替)] 8点(2019-12-31 12:00:44)(良:1票) |
3. クラウド アトラス
《ネタバレ》 壮大の物語のダイジェストとしては良くできています。ただ、この物語を描くには約3時間ではあまりに短すぎます。 まあ、トム・ハンクス演じるザックリーが語る物語を孫の目線で聞く感覚を映像化したということなのかもしれませんが。 [DVD(字幕)] 7点(2016-02-25 22:04:57) |
4. グッバイガール
《ネタバレ》 地味だけれども、観客を飽きさせない脚本そして役者たちの演技が光る良い映画 決して美男美女とは言えない、シングルマザーとちょっと変わり者の役者の恋愛を、魅力的なセリフのやりとりを交えて描いています。娘役のクィン・カミングスの演技も良かったです。 [地上波(吹替)] 7点(2015-10-14 23:25:11) |
5. グッドフェローズ
《ネタバレ》 ストーリー、キャスト、テンポ、音楽等々全てに惹きこまれました。マフィア映画ならまずこの作品!といえる作品 [地上波(吹替)] 10点(2014-05-31 11:19:53) |
6. グローリー
《ネタバレ》 人間が人間として扱われない不条理への怒り・恐れ、そのことが当たり前のように常識として存在しており、南北戦争の原因の一つとなっていることへの驚き、そしてそんな状況の中で自らの人間としての尊厳を取り戻そうとする登場人物たちへの賞賛等々様々な感情が湧き上がって来た作品でした。 [DVD(吹替)] 8点(2011-08-18 01:30:01) |
7. くたばれ!ユナイテッド -サッカー万歳!-
《ネタバレ》 マンガ「ジャイアントキリング」が好きな方にオススメしたいですね。 後にノッティンガム・フォレストを率い、UEFAチャンピオンズカップ2連覇を成し遂げたブライアン・クロフの個性的な姿を栄光の道を進む前の失敗談を通して描いています。 ユナイテッドといってもマンチェスターでは無くリーズユナイテッドなんですね。現在は破産して3部リーグに所属していますが70年代に黄金時代があったことを初めて知りました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 10:51:39) |
8. グラン・トリノ
《ネタバレ》 イーストウッドが「男の生きざま」や「男の美学」を教えてくれる映画でしたね。本当に、こんな風に年をとっていきたいなと思わせるような名演技でした。 そして、どんどんおかしくなっているように思える現在のアメリカ社会の姿も映し出されていて非常に興味深かったです。 [映画館(字幕)] 8点(2009-08-13 16:09:52) |
9. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 怪獣が市街地で暴れたり、怪獣と人類、または怪獣同士が闘ったりする場面を第三者的視点で描いている作品は数多くありますが、この作品はまるで自分が怪獣襲撃の場に居合わせているかのようなこれまでにないリアルでスリリングな感覚を味あわせてくれます。 非常に斬新で面白い怪獣映画だと思います。映画館で体験したかったですね・・・・。 [DVD(字幕)] 8点(2008-12-28 12:11:03)(良:1票) |
10. クラッシュ(2004)
《ネタバレ》 「人種問題」という非常にデリケートなテーマを、ファンタジーの要素を交えながら練りに練られたほとんど無駄の無い脚本と幻想的な映像で描いた良作です。 無知や無理解からくる他民族に対する恐れや不安に対する過剰反応、社会的に抑圧された弱い人間が更に弱い(と判断した)人間を叩いてしまう構図等、結局差別を引き起こしているものは、人間の持つ弱さなんでしょうね(まあ、権力がそういった足の引っ張り合いを利用している部分もあるのでしょうが)。 この映画は、人種問題について「同じ人間同士なんだから絶対に分かり合える」といった理想論を伝えようとしているわけではなく、差別を引き起こす人間の様々な弱い部分をストレートに描写し伝えることによってこの厄介な問題についてもう一度冷静に考え直すきっかけを観ている我々に与えてくれているのではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-02 22:38:58) |
11. 靴をなくした天使
思いっきり、フランク・キャプラ風(「群衆」が一番近いですかね・・・・)ですが、良く出来ていてとても面白い作品でした。やはり、ダスティン・ホフマンって本当に素晴らしい役者さんだなと改めて思いましたね。 しかしながら、マスコミの世界の描き方がフランク・キャプラの時代からほとんど変わっていないのに全く違和感を感じなかったというのも恐ろしい話ですね。 [DVD(吹替)] 9点(2007-02-08 17:18:49) |
12. グリーンマイル
《ネタバレ》 時間の長さを全く感じさせない面白い作品ではありました。ただ、この映画、スーッと入ってくるんですが、なかなか消化することができないんですよね・・・・。いろいろ考えさせられるんですが、深いです。 [地上波(吹替)] 7点(2007-01-09 19:16:17) |
13. グランド・ホテル
《ネタバレ》 様々な人間ドラマが折り重なりながら展開していきながらも、「グランドホテル 人が来ては去り行く 何もなかったように」というセリフのとおり最後は何もなかったかのように終わっていきます。 正直、ストーリー的にはそこまで惹かれなかったんですが、グレダ・ガルボとジョーン・クロフォードの美しさはよかったですね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-03 22:43:51) |
14. グッドナイト&グッドラック
「もしテレビが娯楽と逃避のためだけの道具なら、もともと何の価値もない。」というエド・マローの言葉は、スポンサー第一で視聴率に一喜一憂し、安易なバラエティ番組と報道番組とはとても言えないニュース・ショーが氾濫している日本の民放テレビに捧げたいですね。 しかし、50年近く前から警鐘が鳴らされているのに進歩が無いんですね・・・・・(まあ、我々の方でも情報の取捨選択をしていかなければならないんでしょうけど・・・・)。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-26 21:45:07) |
15. 群衆(1941)
《ネタバレ》 マスコミによる情報操作の恐ろしさを伝えてくれる作品です。記事の捏造、やらせ等々現在も変わらず行われている事が描かれており、非常に面白かったです。というか、情報を支配することによって他人を自分の思う通りにコントロールしようとするのは人間の本能なんですかね?まあ、この作品では「群衆」はマスコミの思う通りにならずに終わった訳ですが、現実社会では・・・・・と考えるとちょっとゾッとしますね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-20 23:05:39) |
16. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
《ネタバレ》 本当に観終わった後、爽やかな気分にさせてくれる作品でした。ロビン・ウィリアムスの言葉が、まるで自分自身に投げかけられたかのような錯覚に陥り、しばしカウンセリングを受けているような気分になってしまいました。一つ一つの言葉が心に響いてきて、とても良かったです。 マット・デイモンとベン・アフレックの友情も、ちょとクサいけど素直に感動してしまいました。 [ビデオ(字幕)] 9点(2006-07-19 14:29:11) |