21. ザ・ワン
《ネタバレ》 基本的には予算と技術と監督のオタク度数が違うってだけでマト・リロとやってることは同じだと思います。僕はキアヌよりもリーの方が好きなので普通に楽しめましたが、やはり、衰えは伺えますね。それに下手にスローを使ったりして余計にリーのよさを殺してます。そこがちょっと残念ですね。ラストは、まあ別にいいと思いますが、好戦的なユーロウにしてはあそこは地獄ではないような気がするんですが(笑) 6点(2005-03-25 23:04:34) |
22. ザ・フォッグ(1980)
西洋の怪談話を映画化した感じですけど、いまじゃこういう王道を行くホラーってのはなかなかないですね。桐の向うには何があるんだろう?という心理的恐怖を煽る描写は上手いと思いますし、70~80年代のホラーに良く見られる「いかがわしさ」も十分あると思います。画面の暗さも申し分ない。やっぱりはっきり見えるより少し見え辛い方が怖さが伝わってくる。絶叫クイーンことジェイミー・リー・カーティスとマリオンことジャネット・リーの共演も嬉しいところ。エイドリアン・バーボーの、淡々と事件の詳細を語る語り部的役もいいほうに働いてる。ラストはやっぱりカーペンター。安直な終わり方にしないのはこの頃からですな。適度な古さが逆にホラーとしての雰囲気を盛り上げてる佳作ですな。 7点(2004-10-13 04:10:43) |
23. サンセット大通り
《ネタバレ》 冒頭のシーンが実は最後のシーンで、死んだ男(主人公)のモノローグで今までのことが語られていくっていう演出がかなり良い。でもやはりストーリーが物凄く良い!ハリウッドの華やかな銀幕の裏側を描いた内幕劇だけれども、ぶっちゃけ下手なハリウッド製娯楽映画(特に近年の)なんかよりも遥かに面白い。それに様々な名作や俳優、監督の名前も沢山出てくるので、それだけで見ていて面白いし、劇中の台詞どおり、カメラの外の世界の方がずっと面白いのかもしれない。しかしながら、特記すべきはやはり、過去の栄光にとりつかれて復活を夢見ている大物女優を演じたグロリア・スワンソンの鬼気迫るラストの演技。長年の夢がこう言う形で叶うというのは、なんとも皮肉だけれども、これも、ある意味では、映画という大衆の注目するものに生きた女優としては良かったのかもしれない…ってなんだか自分でも何言ってるかわからなくなってきたけど、とにかく、様々な楽しみ方が出来る本作は間違いなく名作ってことです。 8点(2004-08-01 17:24:16) |
24. サイモン・バーチ
まあ確かにお母さんの死に方はちょっとふざけてるんじゃねぇか?とも思いましたけど、これほどに信仰厚き主人公なのに全く偽善だとか、そう云うことは感じませんでした。そもそも信仰(何かを信じるという事)というもの自体、何かを信じる事によって絶望の淵から生きる希望を見出すというものだと思いますし、サイモンの場合は自分のハンディを“神様がある計画を実行するために僕の体を小さくした”と信じる事で生きる希望を得ているんですから、欲や権力に魅入られた似非信仰者のような偽善的考えが一切無いのも至極当然です。これがこそ、信仰の真の有り方ではないでしょうか? 8点(2004-07-09 18:59:14) |
25. ザ・メキシカン
いつものクールな役ではなく、ドジなブラット・ピットがやっぱり見ごたえですね。簡単な任務のはずが、相次いでトラブルに見舞われ、メキシコで右往左往してる間、恋人は偽の殺し屋と和やかな雰囲気になってるってのが面白い。二転三転する銃の逸話も中々だし、銃を回収する理由がとっても暖かいものというところも良い。全体の出来としてもそこそこの出来だし、アラン・シルヴェストリの音楽も味があって良い雰囲気を醸し出している。 6点(2004-05-17 04:39:58) |
26. ザ・グリード
テレビ放映する度に爆睡していたため、今まで見るチャンスを逃していましたが、部活の友達から前に「え!?お前見てないの!?見たほうが良いよ」と言われ、「ぬぁにぃ!?そんなの俺のプライドがゆるさねぇ!」なんて、ヘンな闘志を燃やしていながらついいつもの癖で「後で見れば良いや」と存在を忘れてました(笑)そして、この前やっと思い出して見たんですが、う~ん、あの銃はカッコいいんだけど、どうもストーリーがありきたり。そしてどことなくタイミングがおかしい。せっかく銃を隠し持っていたのにあっさりとそれを使ってしまうし、船のシステムを吹っ飛ばした犯人もあっさり判明してしまう。普通切り札とか謎は最後まで引っ張るでしょうに!と、終始思ってました。 5点(2004-05-15 21:47:54) |
27. ザ・クラフト
自分の願望を叶えたりとか、魔術って本当に便利なんだな~。自分をいじめた子に仕返しするってのはどことなくキャリーみたいだったし、降霊術にはまってるあたりはDearフレンズみたいだったな。要は色々なジャンルが入り乱れてる映画って事で。前半は少々退屈だったけど後半からは何気に盛り上がってきて良かった。それにしても……アメリカのティーンの女の子って本当に胸がでかいなぁ~(爆)やっぱ国土がでかいと胸もでかくなるのか~(そんな訳ねぇ…) 6点(2004-05-08 04:52:00) |
28. ザ・ハリケーン(1999)
黒人だからといって、不当な差別や偏見によって無実の罪を着せられ、何十年も投獄されながらも地道に戦い続けた実在のボクサー、ルービン・ハリケーン・カーターと、彼を何とか助けようつするレズラー少年たちには心を打たれた。憎しみに支配されずに、再び人を信じる事、そして希望をもつ事の大切さを思い出すくだりは非常に良い。そしてラスト、見事に彼の無実が証明され、自由の身になるところも非常に感傷深い場面だと思う。 7点(2004-03-25 14:38:02) |
29. ザ・ロック
難攻不落と謳われたアルカトラズ刑務所、通称ザ・ロックを占拠した海兵隊と、それを阻止しようとするFBI、化学分野のスペシャリストとザ・ロックから脱獄した唯一の男とのスリリングな攻防戦が最大の見所。特にザ・ロックに進入してからの攻防戦などはとにかくスリル満点だし、ショーン・コネリーがとにかくカッコいい!余談だけど、コネリーの役柄、元英国諜報員とはジェームズ・○ンドの事なんだろうか?? 8点(2003-12-03 00:18:34) |
30. サウスパーク/無修正映画版
世の中には2つの種類のアニメがあります。万人に受けるものとそうでないもの。この作品は明らかに後者。映像は、とにかく凄い。F言葉使いすぎ(ちなみに字幕版で見ました)無修正版と書いてありますが、もし修正版が存在するとしたらぼかしやピー音ばかりで見れたもんじゃないでしょう。今までここまで凄いアニメは見たこと無い。日本じゃ絶対に作れないね、これは。エリックの改造は【時計じかけのオレンジ】だろうか?いくらフセインが悪いといってもあそこまでコケにしなくてもいいんじゃない?一応人間なんだからさ。サタンの気持ちは…解るなぁ、って言うか気弱だなぁ。ビル・ゲイツ、登場5秒で射殺…本人の了承取ってるんだろうか?暴力描写は良くて汚い言葉はダメってどんな理屈なんだろう?そりゃここまでやれば教会とPTAが上映禁止運動も起こすだろう。って言うかアメリカってしょっちゅうそんな騒動起きてるなぁ。日本より規制厳しいもんなぁ。確かに暴力的映像は教育上良くないと思うけど、最終的には見るほうが判断するわけで、見たくない人は見なけりゃいいと思うんだけどなぁ。むしろ現実と非現実の区別も付かない奴の方が遥かに悪いと思うけどなぁ。(採点)個人的にはどんな映画にも免疫が出来てるんで、グロいとか下ネタとかそういうのは全く問題なく、結構楽しめた。ただ、やはり人を選ぶね、これは。 6点(2003-11-23 20:45:54) |
31. ザ・リッパー 真夜中の切り裂きジャック
《ネタバレ》 1888年にイギリス、イースト・エンドのホワイトチャペルで起こった実際の殺人事件をモチーフにして作られた作品で、あくまでも史実を語っているものではなく、切り裂きジャックの唯一の証拠品である1つの指輪にまつわる惨劇を描いた作品。低予算のため特殊メイクはあまり凄くは無いが、かのトム・サヴィーニが切り裂き魔として出演しているという点では見る価値はある。 5点(2003-11-12 18:56:15) |
32. サイン
ミステリー・サークルや後半のホラーテイストの映像はさすがにM・ナイト・シャマランだけはあるし、シックス・センス、アンブレイカブルと比べた時はこれが一番良かったと思う。しかし、UFO襲来と、“あいつ”は何とかしてくれ… 6点(2003-11-10 03:50:17) |
33. THE LAST BROADCAST ジャージー・デビル・プロジェクト
題名で判るとおり、ブレア・ウィッチ・プロジェクトのバッタもん…と思いきや、実はこちらがオリジナル。作品の知名度ではブレア~の方が圧倒的に上上だが、擬似ドキュメンタリーとしての出来や面白さはこちらの方が断然上。しかも、文字通り驚愕のラストが用意されてます。そう、驚愕のラストが… 7点(2003-11-03 10:39:58) |
34. 殺人療法(1995)
なんか、こういう超ブチ切れドクターの出てくるホラーって何気に多いよな…例によって例の如く、病院という限られた空間を舞台に、いかにも医者らしい手口で人を殺し、脳下垂体を抜き取るという完全にイってしまってる映画。しかし、病院という無意識に感じる恐怖や犯人との攻防戦などはしっかり描かれていて、映画としてはそれなりに楽しめる1本。 6点(2003-11-01 03:11:10) |
35. 最‘新’絶叫計画
イマジンさんとほぼ同意見。1作目はまだそれなりに新しさというものがあり、結構面白かったんだけど、今回は、何か力入れすぎて空回りしてるんだか、それともやりたいネタを片っ端からぶっこんで始末がつけられなくなったのか、ギャグが全然面白くないし、挙句の果てにはウザくなってきた。唯一面白かったところといえば、中盤あたりの幽霊とカー(車椅子)チェイスするM:I-2のパロディシーンだけ… 3点(2003-10-06 01:32:02) |
36. ザ・ビーチ(2000)
《ネタバレ》 伝説の楽園を求めて海を渡り、ついにその楽園に到着するも実はそこは現代社会から逃れてきた人々のコミュニティであり、彼らに暖かく迎えられるもあることがきっかけでその楽園が徐々に崩壊していくというのが大まかなストーリー。波の音や満点の星空、白い砂浜や透き通るように青い海の水面などはとても美しく、個人的にはあのビーチで暮らしてみたいなと思った。映像は、独特というかどこか退廃的なもので、前半の和やかな雰囲気が後半の雰囲気をより強調している。しかし、ただひとつ難を言えばこの話、ストーリーをよく考えると、後半の悲劇は全て主人公が原因なのである。それに気付くと、後半でやけに人道的なことやもっともらしいことを言ってるのも、実はただ開き直っているだけに見えてしまい、結局今までの展開は何だったんだという風になってしまう。映像よりもプロット等を重視する俺にとってこれは致命的なマイナス要因だが、それでも一応ボイル監督独特の映像を楽しめるという事で…5点! 5点(2003-10-05 04:02:48) |
37. サタデー・ナイト・フィーバー
この映画を見る前に僕は“ネタデー・ナイト・フィーバー”なる番組でこの映画の存在は知ってました(内容は全然関係ないんだけど…)光と音の世界で踊りまくる若者の青春映画。内容のあまりないような映画(うちの親は、土曜の夜にフィーバーする映画だ、なんてアバウトな説明しかしなったので…)かと思いきや、それぞれに抱えた悩みや友情、そして大人への道といったものが入ってる映画だと思いました。この頃はまだ生まれてないんでこの時期のことは何にもわかんないけど、それなりには楽しめました。だけど後半、なんとなく“理由なき反抗”に似ているような気がするのは僕だけでしょうか…? 6点(2003-09-02 02:48:08) |
38. ザ・デプス
未確認生物の説明がありません。リバイアサンと比べたら少々マイナー?かく言うリバイアサンも結構マイナー…。この手のものが好きな人にお勧め。そして少々の疑問、この映画のタイトルがDEPTH(深さ)、そしてあの有名なJ・キャメロンの映画がABYSS(深淵)…張り合ってるのか…? 5点(2003-08-30 23:53:47) |
39. 13デイズ
キューバ危機については、世界史でちょろっと触れただけなんで、あまり詳しいことは分からないけど、米ソ両国のやり取りなど緊張感のある描写をしてるんでそれなりには楽しめる。 6点(2003-08-08 02:55:55) |
40. ザ・ファントム(ビリー・ゼイン主演)
《ネタバレ》 物語の展開等は、インディ・ジョーンズのような秘境アドベンチャーなので、それなりに面白いのですが、そこに全身紫タイツのヒーローが登場する必然性があるのかと聞かれればはてなマークです。 そもそも、助けに来たのが全身紫タイツの男だっていうのにヒロインが動じなさすぎ(笑) そしてジャングルの中であの全身紫タイツは違和感ありすぎ。 というかみんな平然としすぎ。恐れる前に驚けよ。 内容だけならまた観てもいいかなぁ、と思いましたが、あの全身紫タイツのことを思い出すともう一度観る勇気は出ません(それでも鑑賞2回目なのですが)。 本来6点くらいのところ全身紫タイツにマイナス2点…。 [DVD(字幕)] 4点(2003-07-31 01:53:22) |