21. 最終絶叫計画4
《ネタバレ》 品がないというかいろんな映画をテキトーにつなげた作風は今回も健在なのだが、まあ前作よりは頑張っているのではないかと思う。 リメイク版宇宙戦争のトライポットの特撮が本家に負けず劣らず頑張っている所と、唐突にi-podからカーマは気まぐれが流れるセンスは割と好きなので前作の点数プラス1点(笑) [DVD(字幕)] 4点(2007-11-04 04:57:25) |
22. 最‘狂’絶叫計画
《ネタバレ》 まあ品がないのは毎度のことなのだけれど、1作目ではそれでも面白いと思わせる盛り込ませ方があったにもかかわらず、回が進むにつれてどんどんと悪い方に変化していってる。…というか監督が変わってるせいもあるんだけど、ひたすらに無意味なスラップスティックを見せられても全然クスリとも笑えない。 まあ、これは個人の笑いの感性の問題も大きいと思うけどね。 [DVD(字幕)] 3点(2007-11-04 04:53:13) |
23. サイレントヒル
《ネタバレ》 ここまでゲームを映像化した作品は初めてかもしれませんね。 クリーチャーの初登場シーンや造形、裏世界の情景とかは本当にゲームの雰囲気をそのまま伝えてますし。特にレッド・ピラミッド・シングの造形&迫力は素晴らしいです。 ただ、あっちに行ってヒント回収、こっちに行ってヒント回収というのはやっぱりゲームだから面白いわけで、それを映画でやってもなんか回りくどいだけのような気がしました。 もう少しアレンジを加えても良かったと思います。 しかし、さっきも言ったとおり、クリーチャーの造形やサイレントヒル(表・裏世界)の情景、キャラ設定などは素晴らしいので(シビルの死は残念でしたが)本当の意味での“ゲームの映画化”は成功してると思います。 映画とレッド・ピラミッド・シングに7点。 [映画館(字幕)] 7点(2006-08-14 13:55:30) |
24. サランドラ
《ネタバレ》 “全米38州で上映禁止!いま恐怖の頂点を極めて戦慄のジョギリ・ショックがやってくる!!”…と、なにやら大それた宣伝文句がなされていた(らしい)本作ですが、↓カズゥー兄貴とへちょちょ様のコメントを読んでいただければわかる通りすべて“嘘っぱち”です。 まあ、いまでこそこうした壮大なる宣伝文句はC(以下)級映画では常套手段ですが、中でも観客の怒りを買ったのがかの有名な“ジョギリ”だったわけです。 勿論、そんなジョギリなるもんは出てきません。コンマ1秒たりとも。 凶器は拳銃や普通のナイフなど、どこにでもあるような平々凡々なもんです。 ということで、そうした“宣伝の洗礼”を受けた人々が怒り狂ったわけで、じゃあそうした宣伝に惑わされずに端から期待しないで見れば、意外といけるのでは??と思い、見てみたら、案の定、意外といけた…………………………訳ありませんでした。 なんつーかですね、こう、恐怖の対象がはっきり見えてしまうというか。「悪魔のいけにえ」を元にしたストーリーなのでしょうが、あちらには“狂気”という最大の持ち味があったのに対し、そうしたものが本作ではしっかり灰汁抜きされてますので、インパクトは殺人一家のうちの約1名のみ。 しかもエピローグも何もなしに犯人を殺したその瞬間唐突にエンドロールが始まりますので、余韻に浸る暇さえありません。 しかし、こうした下積み時代があったからこそ、今のウェス・クレイヴンガあるというわけですね。そうした事を考えると、この作品も、まあ評価できるというものでしょう(というか、そう云う形でしか評価できない…)。 [DVD(字幕)] 3点(2006-04-02 01:13:14) |
25. ザ・ローリング・ストーンズ/レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー
《ネタバレ》 別にメンバーは特別イケメンという訳でもないし、演奏技術もずば抜けて凄い訳ではない。しかし、世界のトップに上り詰めたストーンズ。なぜか?思うに、その時代その時代で徐々に変化し続けるとともに、その根底には、しっかりとロックンロールの魂が宿ってるからじゃないだろうか?冒頭のアンダー・アイ・サムからエンジン全開。ど派手なステージ効果やアグレッシブな演奏で見てる間は圧倒しっぱなし。特に最後のブラウン・シュガー~ジャンピン~サティスファクションは言うことなし。その後は壮大な打ち上げ花火でライブの余韻を味わえる。もう殆ど完璧。惜しむ事は唯一つ、不朽の名曲「悪魔を憐れむ歌」が歌われてない事だ! [DVD(字幕)] 9点(2006-02-06 01:51:30) |
26. THE JUON/呪怨
《ネタバレ》 OVA版の呪怨1・2、劇場版呪怨1・2で見たことあるシーンがわんさか出てきた…。ということで新鮮さは皆無(リメイクだから仕方ないのかもしれないけれど)。嗚呼ライミさん、貴方はリメイクなど製作しなくとも立派に面白い映画を撮るではないか。だからリメイク製作は止めて早く死霊のはらわたの続編を作っておくれ…。そしてせっかくロブも仲間に引き入れたんだからブルースも出演させて…。 [DVD(字幕)] 5点(2005-10-08 23:45:38) |
27. ザ・クレイジーズ(1972)
《ネタバレ》 内容的には、ナイト・オブ・ザ・リビング・デッドの細菌兵器版といった感じですが、冒頭からのドキュメンタリー・タッチの映像と音楽がより臨場感をアップさせています。残虐表現はゾンビ等の後の映画のように血まみれの惨状、というものではなく、少し抑え目になってますが、笑いながら軍の隊員を殺すおばあさんは不気味そのもの。SFパニックの佳作といった感じです。そういえば、ゾンビでも眼帯をした博士かなんかの役で登場してたリチャード・フランスが、本作では主役級の役を演じていたってことにちょっと驚きました。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-22 20:24:30) |
28. ザ・ワン
《ネタバレ》 基本的には予算と技術と監督のオタク度数が違うってだけでマト・リロとやってることは同じだと思います。僕はキアヌよりもリーの方が好きなので普通に楽しめましたが、やはり、衰えは伺えますね。それに下手にスローを使ったりして余計にリーのよさを殺してます。そこがちょっと残念ですね。ラストは、まあ別にいいと思いますが、好戦的なユーロウにしてはあそこは地獄ではないような気がするんですが(笑) 6点(2005-03-25 23:04:34) |
29. 13ゴースト(2001)
まず第一に思ったのが、「これはハロウィンパーティーか何かなのか?」という事。幽霊の容姿といい形相といい、恐怖感は全く感じられないし、恐怖の演出にしても、CGやら大音響やらをやたらと使っているだけ。そんなものを使わなくたって、往年のホラー映画のようなものはいくらでも作れる。館にしても、みんな透明じゃ“この先には何がある?”といった緊張感もあったモンじゃない。ホラーにとって重要な要素である、闇の中ただ独り取り残される恐怖、何物かわからないものに襲われる恐怖が、この映画には微塵も感じられない。最近のホラーは、映像や音響にこだわってるだけで、どんどん質が落ちてる気がする 4点(2005-03-22 22:14:06) |
30. ザ・フォッグ(1980)
西洋の怪談話を映画化した感じですけど、いまじゃこういう王道を行くホラーってのはなかなかないですね。桐の向うには何があるんだろう?という心理的恐怖を煽る描写は上手いと思いますし、70~80年代のホラーに良く見られる「いかがわしさ」も十分あると思います。画面の暗さも申し分ない。やっぱりはっきり見えるより少し見え辛い方が怖さが伝わってくる。絶叫クイーンことジェイミー・リー・カーティスとマリオンことジャネット・リーの共演も嬉しいところ。エイドリアン・バーボーの、淡々と事件の詳細を語る語り部的役もいいほうに働いてる。ラストはやっぱりカーペンター。安直な終わり方にしないのはこの頃からですな。適度な古さが逆にホラーとしての雰囲気を盛り上げてる佳作ですな。 7点(2004-10-13 04:10:43) |
31. サイコ(1960)
やっぱり、サイコキラーってものが一般的に知られてない時にこの題材ってのはすごいものがあるよね。雨の中不気味に佇むモーテルとかはまるでゴシック・ホラーの如く恐怖心を煽ってくれるし、必要以上に殺人シーンを見せない事で、ただの殺人鬼映画とはまるで違う格調高いものに仕上がってる。それにラスト、ことの真実を確かめるためにベイツ邸に乗り込むときの臨場感。これを超えるサスペンス映画って、そうそう出来ないよね。正に名作。 8点(2004-08-02 21:03:20) |
32. サンセット大通り
《ネタバレ》 冒頭のシーンが実は最後のシーンで、死んだ男(主人公)のモノローグで今までのことが語られていくっていう演出がかなり良い。でもやはりストーリーが物凄く良い!ハリウッドの華やかな銀幕の裏側を描いた内幕劇だけれども、ぶっちゃけ下手なハリウッド製娯楽映画(特に近年の)なんかよりも遥かに面白い。それに様々な名作や俳優、監督の名前も沢山出てくるので、それだけで見ていて面白いし、劇中の台詞どおり、カメラの外の世界の方がずっと面白いのかもしれない。しかしながら、特記すべきはやはり、過去の栄光にとりつかれて復活を夢見ている大物女優を演じたグロリア・スワンソンの鬼気迫るラストの演技。長年の夢がこう言う形で叶うというのは、なんとも皮肉だけれども、これも、ある意味では、映画という大衆の注目するものに生きた女優としては良かったのかもしれない…ってなんだか自分でも何言ってるかわからなくなってきたけど、とにかく、様々な楽しみ方が出来る本作は間違いなく名作ってことです。 8点(2004-08-01 17:24:36) |
33. サイモン・バーチ
まあ確かにお母さんの死に方はちょっとふざけてるんじゃねぇか?とも思いましたけど、これほどに信仰厚き主人公なのに全く偽善だとか、そう云うことは感じませんでした。そもそも信仰(何かを信じるという事)というもの自体、何かを信じる事によって絶望の淵から生きる希望を見出すというものだと思いますし、サイモンの場合は自分のハンディを“神様がある計画を実行するために僕の体を小さくした”と信じる事で生きる希望を得ているんですから、欲や権力に魅入られた似非信仰者のような偽善的考えが一切無いのも至極当然です。これがこそ、信仰の真の有り方ではないでしょうか? 8点(2004-07-09 19:00:54) |
34. ザ・メキシカン
いつものクールな役ではなく、ドジなブラット・ピットがやっぱり見ごたえですね。簡単な任務のはずが、相次いでトラブルに見舞われ、メキシコで右往左往してる間、恋人は偽の殺し屋と和やかな雰囲気になってるってのが面白い。二転三転する銃の逸話も中々だし、銃を回収する理由がとっても暖かいものというところも良い。全体の出来としてもそこそこの出来だし、アラン・シルヴェストリの音楽も味があって良い雰囲気を醸し出している。 6点(2004-05-17 04:39:58) |
35. ザ・グリード
テレビ放映する度に爆睡していたため、今まで見るチャンスを逃していましたが、部活の友達から前に「え!?お前見てないの!?見たほうが良いよ」と言われ、「ぬぁにぃ!?そんなの俺のプライドがゆるさねぇ!」なんて、ヘンな闘志を燃やしていながらついいつもの癖で「後で見れば良いや」と存在を忘れてました(笑)そして、この前やっと思い出して見たんですが、う~ん、あの銃はカッコいいんだけど、どうもストーリーがありきたり。そしてどことなくタイミングがおかしい。せっかく銃を隠し持っていたのにあっさりとそれを使ってしまうし、船のシステムを吹っ飛ばした犯人もあっさり判明してしまう。普通切り札とか謎は最後まで引っ張るでしょうに!と、終始思ってました。 5点(2004-05-15 21:47:54) |
36. ザ・クラフト
自分の願望を叶えたりとか、魔術って本当に便利なんだな~。自分をいじめた子に仕返しするってのはどことなくキャリーみたいだったし、降霊術にはまってるあたりはDearフレンズみたいだったな。要は色々なジャンルが入り乱れてる映画って事で。前半は少々退屈だったけど後半からは何気に盛り上がってきて良かった。それにしても……アメリカのティーンの女の子って本当に胸がでかいなぁ~(爆)やっぱ国土がでかいと胸もでかくなるのか~(そんな訳ねぇ…) 6点(2004-05-08 04:54:32) |
37. ザ・ハリケーン(1999)
黒人だからといって、不当な差別や偏見によって無実の罪を着せられ、何十年も投獄されながらも地道に戦い続けた実在のボクサー、ルービン・ハリケーン・カーターと、彼を何とか助けようつするレズラー少年たちには心を打たれた。憎しみに支配されずに、再び人を信じる事、そして希望をもつ事の大切さを思い出すくだりは非常に良い。そしてラスト、見事に彼の無実が証明され、自由の身になるところも非常に感傷深い場面だと思う。 7点(2004-03-25 14:38:02) |
38. ザ・ビーチ(2000)
《ネタバレ》 伝説の楽園を求めて海を渡り、ついにその楽園に到着するも実はそこは現代社会から逃れてきた人々のコミュニティであり、彼らに暖かく迎えられるもあることがきっかけでその楽園が徐々に崩壊していくというのが大まかなストーリー。波の音や満点の星空、白い砂浜や透き通るように青い海の水面などはとても美しく、個人的にはあのビーチで暮らしてみたいなと思った。映像は、独特というかどこか退廃的なもので、前半の和やかな雰囲気が後半の雰囲気をより強調している。しかし、ただひとつ難を言えばこの話、ストーリーをよく考えると、後半の悲劇は全て主人公が原因なのである。それに気付くと、後半でやけに人道的なことやもっともらしいことを言ってるのも、実はただ開き直っているだけに見えてしまい、結局今までの展開は何だったんだという風になってしまう。映像よりもプロット等を重視する俺にとってこれは致命的なマイナス要因だが、それでも一応ボイル監督独特の映像を楽しめるという事で…5点! 5点(2004-02-10 03:59:14) |
39. ザ・ロック
難攻不落と謳われたアルカトラズ刑務所、通称ザ・ロックを占拠した海兵隊と、それを阻止しようとするFBI、化学分野のスペシャリストとザ・ロックから脱獄した唯一の男とのスリリングな攻防戦が最大の見所。特にザ・ロックに進入してからの攻防戦などはとにかくスリル満点だし、ショーン・コネリーがとにかくカッコいい!余談だけど、コネリーの役柄、元英国諜報員とはジェームズ・○ンドの事なんだろうか?? 8点(2003-12-03 00:18:34) |
40. サウスパーク/無修正映画版
世の中には2つの種類のアニメがあります。万人に受けるものとそうでないもの。この作品は明らかに後者。映像は、とにかく凄い。F言葉使いすぎ(ちなみに字幕版で見ました)無修正版と書いてありますが、もし修正版が存在するとしたらぼかしやピー音ばかりで見れたもんじゃないでしょう。今までここまで凄いアニメは見たこと無い。日本じゃ絶対に作れないね、これは。エリックの改造は【時計じかけのオレンジ】だろうか?いくらフセインが悪いといってもあそこまでコケにしなくてもいいんじゃない?一応人間なんだからさ。サタンの気持ちは…解るなぁ、って言うか気弱だなぁ。ビル・ゲイツ、登場5秒で射殺…本人の了承取ってるんだろうか?暴力描写は良くて汚い言葉はダメってどんな理屈なんだろう?そりゃここまでやれば教会とPTAが上映禁止運動も起こすだろう。って言うかアメリカってしょっちゅうそんな騒動起きてるなぁ。日本より規制厳しいもんなぁ。確かに暴力的映像は教育上良くないと思うけど、最終的には見るほうが判断するわけで、見たくない人は見なけりゃいいと思うんだけどなぁ。むしろ現実と非現実の区別も付かない奴の方が遥かに悪いと思うけどなぁ。(採点)個人的にはどんな映画にも免疫が出来てるんで、グロいとか下ネタとかそういうのは全く問題なく、結構楽しめた。ただ、やはり人を選ぶね、これは。 6点(2003-11-23 20:47:37) |